同じプロットで異なる作品を書く自主企画、「筆致は物語を超えるか」参加作品です。
https://kakuyomu.jp/user_events/16816452219771446698
この作品の特徴は、短い文字数できちんとプロットを表現しきったところと、小道具の効かせ方に工夫があるところです。
初稿では、ややわかりづらい部分あったのですが(作者様が作品の雰囲気として意図したものと思われました)、その後、コメント欄での指摘を実にうまく消化して、とても分かりやすい作品に変化させました。
しかも、ごくわずかな部分しか変えずに。
他人の意見を取り入れ、しかし自作の持つ雰囲気を損なわずに上手く改稿する——これは、執筆においてとても重要な技術だと思います。