第5話 イベント・企画への参加について


 ご訪問いただきありがとうございます。霧野です。

 久々の更新なので、ちょっと文章のテンションが変わっているかと思いますが、本人です。間違いなく本人です。


 本当はエッセイとか書いている場合じゃないんですけどね。

 コンテストに出すお話の連載を、今月中に始めなきゃならないんですけどね。


 ……


 はっきり言っちゃいました。身も蓋もないことをはっきり言っちゃいました。


 だってー………おんなじ文章を何度も何度も読み返し。ちょびっとずつ書いては削り、もしくは大幅に書き直し。

 しまいには「何でこんなもん書いてるんだ?」「そもそもこれ、面白いか?」「つまらん。お前の話はつまらん!」と脳内の大滝秀治が叫びだす始末。

 ついふらふらと、他の方の魅力的な作品を読みに行ってしまい、心を折られる。そんな日々であります。


 あ、そうそう! つい愚痴が先走ってしまいましたが、皆さまにご報告があったのでした。忘れるところだった。あぶないあぶない……


 このエッセイを書き始めた、そもそもの理由。

 それが、「カクヨム公式レビューを狙え! エッセイ・ノンフィクション編」という企画でした。面白そうだし、参加してみっか! と、勢い任せに飛び込んだのであります。


 で、ね!! なんと!! 公式レビューには選ばれませんでした! デスヨネー!


 でも!! なんと!! 「レビュー作品以外の気になるエッセイ・ノンフィクション」ということで、ちらっと(タイトルのみ)紹介していただいたのです。ひょーーーー!! 快挙!! なのです!!

(カクヨム公式レビュワーの 高橋 剛 さま。ありがとうございます! 思い切って生き恥を晒した甲斐がありました!)


 しかも、書いた本人が全く気づいておらず、お世話になっている神作家さまから教えていただいて知るという……(その節は誠にありがとうございました)

 まさにアホ作家霧野の面目躍如といったところですが、この辺の顛末は近況ノートの方に書いておりますので、興味のある方はご一読ください。かなり舞い上がってます。そして、コメントをくださった皆さまの優しさたるや、もう………


 不肖、霧野。才能にこそ恵まれませんでしたが、素敵な作家さまたちとの出会いには恵まれているなぁと、つくづく実感した次第であります。

 なんでしたっけ、あれ。アメリカの大統領をおっきな岩に彫刻しちゃってるアソコ、ちょっと名前が出てきませんが、勢いが止まっちゃうので調べずにこのまま行きます。あの岩にね、日頃お付き合いくださる皆さまのお顔を刻みたい。そのぐらい感謝しております。こんなポンコツに構ってくださり、ありがとうございます。


 べつに宣伝するわけではありませんが、ノートや作品にコメントをくださる作家の皆さま、とても面白い作品を多数書かれていらっしゃいます。私の心を折りまくる張本人さまたちです。く、くやしい。でも読んじゃう………



 はい、驚くべきことに、ここまで前置きです。

 長くなーい? さっさと本題に入れやこちとらお前みたいな暇人じゃねーんだぞコラ! どうせ本題も大した内容じゃないんだろ、お見通しだ!


 予想される読者さまの心の声、その一部をあらかじめ書いておきました。自分で言って楽になろうと思いました。すみません。


 で、本題です。

 「イベント・企画への参加について」。

 ここで語るのは、『既にある作品を開催中の自主企画イベントに登録する機能』ではなく、『現在進行系で参加するイベント・企画』についてです。


 これはね、是非とも参加した方が良いと思うのです。ちょっと公式の端っこに紹介されたからって調子に乗って言ってるわけではありませんよ。

 理由はただ単に、楽しいからです。特に、長編を書いていて行き詰まっているときなど、素晴らしい気分転換になります。頭の中に新しい風が吹いたみたいに、すっきりします。


 具体例をあげますと、今わたしは

『企画者がお題となる前半の文章を書き、参加者がその後半を書く』という企画に参加させていただいております。他人が作った設定・文章に、自分の文章をくっつけて一作品とするわけです。(前述の『神作家』さまの企画です)


 これが、なかなか頭を使います。無理なくお題から繋がるストーリーはもちろん、他の参加者さまとネタが被らないか、お題の文体にどれだけ寄せられるか、お題に出てきた設定や小物をいかに上手く使うか……等々考えながら、書き上げます。この締め切りの存在が、わりと重要です。

 ダラダラと長文を垂れ流しがちなわたくし、すぐにチマチマと書いたり削ったりを繰り返しサグラダ・ファミリア状態に陥ってしまうので。

 ダッと書いてスパッと出す!! この思い切り、というか、割り切り?


 諸々上手く盛り込んでピタッと着地できたときには(当社比)、おっしゃあああ!!! と猛ります。脳内のスタローンが何事か叫びます。シュワちゃんがヤカンを持って踊ります。レジー・ベネットがボヨヨンします。って古いな!


 ま、他の参加者さまの作品を読んで、その面白さにまたポッキリ折られるわけですが。(そして最初に戻る)


 何にせよ、脳が活性化するのは間違いありません。新たな目で、自分の書きかけ小説を見直すことができます。その結果、面白く書け……るかどうかは、自分次第です。ガンバリマス。

 文章を書くことの訓練にもなりますね。

 お題という枷の中で、どうにかあれこれ捻り出すうち、自分の書き方のクセみたいなものも分かってきますし。いただいたコメントから、新たに気づくことも多々あります。


 それから……もしかしたら、これが一番大きな理由かもしれませんが……


『 度 胸 が つ き ま す !!』


 だって、他の作家さまの作品と読み比べられちゃうわけですから。しかも、お題は共通なんですよ? なんと恐ろしい企画でしょう。

 心臓に剛毛でも生やさなきゃ、やってられません。おかげさまで、霧野の心臓はいまや、フッサフサのモッフモフであります。ありがとうございます。


 こういった企画等に参加すると、モチベーションや自作品の世界観がそっちへ引っぱられてしまう…という方もおられるかもしれません。ですから強くオススメするつもりはありません。

 かつては私もそう思っていたけれど、やってみたら案外よかったよ! 私はね!という話です。



 そういえば、こうしてエッセイを書くというのも気分転換になりますね!

 「引っ越し荷造り中につい古い漫画読んじゃう問題」や、「試験勉強中につい大掃除始めちゃう不思議」みたいな感もありますが………あるあるですね。



 よし! 気持ちを切り替えて、長編に戻ります!! 面白く書けるといいな!




ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

続きはいつかまた、次のページで………



追伸:

「アメリカの大統領をおっきな岩に彫刻しちゃってるアソコ」は、

『マウントラシュモア(ラシュモア山)』というのだそうです。調べても名前にピンと来ませんでしたが。

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エッセイってこういうのでしたっけ? 霧野 @kirino

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