後編  親父の涙

息子はこの出来事を作文にして学校で発表した🎵台は「大好きな親父」と言う台で、時には涙ぐみながらも最後まで一生懸命に発表した❗会場では感動してハンカチで目を覆う人もいた❗その中にはお母さんも居てくれた❗発表が終わると大拍手で会場が渦の中に包まれた🎵いつもいじめていた同級生も担任の先生も会場の皆に軽蔑の目で見られた🎵

家🏠に帰って家族👪団らんの夕食🌃🍴にお母さんが親父に「今日ね学校で作文発表会があったの。そうしたら○○君も発表したのよ❗台は大好き😍な親父だって、息子がお父さんのことをどれだけ信頼しているか、お父さんがどれだけ立派な人か解ったわ…」と言って誇らしげに我が家🏠がどれだけ立派な家🏠か、どれだけ自慢していい家🏠か楽し気に親父に伝えた🎵

そうしているうちに親父が泣き出した🎵息子にとっては二度目の涙だった❗息子は後でお母さんと二人きりになった時にこんなことを言い出した🎵「俺って罪な息子だな❗あの親父が泣くなんてよっぽどのことなんだよな❗」と言ったら母は「いいのよ、今度流した涙は嬉し涙なんだから」と言ってくれた🎵

やがて息子は定時制高校に働きながら通うことになり、芸術科を先行して一生懸命勉強した🎵大学はお金が無くて入らなかったものの、デザインの仕事をやり始め、それと共に大学の教科書を買って勉強した🎵親父を名称共に立派な人間国宝にするんだという思いだけで苦しさにも耐え、人生のやりげない気持ちにも我慢して辛さを乗り越えた🎵

息子の目指しているものは、父のわら細工に光を当て、わらがまるで生きているかのように見せる光のアートだった🎵月日は遠慮なく過ぎてゆくけど、ある時上司の言葉でヒントを得た息子はとうとうわら細工の光のアートを完成させることができた🎵

これを世に贈り出した時息子は感極まって涙が止まらなかった「やった親父やったぞ」それ移行は言葉に出すことができなかった🎵当然のことながらこの発明は海外の目にもとまり「日本のわら細工はなんて素晴らしいんだ❗それにこの絶妙な光の照らし具合は感動ものだ❗」と高い評価を得た🎵

それを耳にした親父は「息子が頑張っているだけでも仏様に感謝していたのに、仏様は私達に素晴らしいご褒美をくれた🎵私はこの喜びを息子を支えてくれた人、いつも励ましてくれた私の家族、応援してくれた皆に感謝申し上げます😃そして、私自身思いはずっと保てば必ず伝わり、それが現実となって現れることを学びました🎵私は生きていて良かったです!✌️これで私達家族👪は、死ぬ時は笑って死ねます😃あの時の痛み、あの時の苦しみ、あの時の哀しさ、あの時の辛さはみんな黄金色の思い出となり、今ここに私達が生きているのです❗」と嬉しさを皆の前で表現した🎵

このことを限りなく喜んでくれたのは、母であった🎵母もまた「こうした主人や息子に巡らしてくれた仏様に感謝申し上げます😃こんな日が来るなんてまるで夢💤🎠💤のようです🎵私が心配していた以上に主人も息子も立派な人でした🎵何もしてやれなかった私は、もったいない位の現実です❗ありがとうございました🎵」と述べた🎵

ここに父の信念が叶った❗息子の父や母に対する思いも叶った❗

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