第2話への応援コメント
>この罪悪感は、「ごめんなさい」といわずにいたことに起因するのだ。逃げたことは仕方ないと擁護する自分が明子のなかにはいる。子供だったし、血に驚いたのだ、ああしても許されるじゃないかと。けれど、その後にあやまらなかったのはどうしてなのか。チャンスは何度もあったというのに。
明子ちゃんの中では、深刻な過去の暗い記憶となっているのがよくわかります。
その場で逃げたのは、ある意味仕方がない部分があると思います。
けれども避け続けたのは、自分でも養護しようがないズルい部分。
後悔と自責の念に囚われて、消し去りたい記憶へとなっていった。
>決死の覚悟だった明子に比べて、ともくんの反応は軽かった。
これはこれで、自然な反応な気がしますね。
五歳の男の子が、自分で転んで怪我して、ちらっと痕が残っちゃった。それだけの話です。
それを恨み骨髄に徹するとばかりに、明子ちゃんを恨み続けるとは思えませんね。
それは度々、遊びに誘いに来ている事からもわかるし、それどころか、自分の方が悪かったのだと手紙までくれている。
明子ちゃんの後悔と自責は、完全な空回りの一人相撲ですね。
そして、トモくんに謝った後でも、それが完全には拭い去れていない。
>明子の罪を突きつけるために、わざわざ、ひたいを出してきたのかと思いきや、
そんな深刻なものじゃないし。
明子ちゃんの心理もわかるし(大なり小なり、きっと誰もがそういう経験は有るはず)、トモくん側のさっぱり感も、客観的に見ればむしろ当たり前。
明子ちゃんの背負ってきたものを描く事で、暗さというか鬱な感じを漂わせておいて、トモくんとの再会後の会話によって、あっさりとそれを振り払う手腕はお見事です。
それでもまだ、疑心暗鬼な明子ちゃん(笑)
五歳から引きずってきた想いが、そう簡単に払拭されてないのが見て取れます。
でもお店を出る頃には、自分は許されたんだと気付いてますよね♪ 許されるも何も、初めから恨まれてなどいなかったのですけれど。
>「昔のことは、本当にごめんね」
「おれが女の運の悪さに目覚めた瞬間だったよね」
「ほ、本当に」
「冗談だよ」
ここのやり取りが良いですね♡
まだ罪の重さから解放されてない感が漂う明子さんと、軽い冗談のつもりのトモくん。
物語としての完成度は高いと思います。明子さんみたいな人もリアルに身近にいそうな気がしますし。
三歳から顔が変わっていないのが伏線だったとは気付かなかった。
五歳のときから顔を合わせてなかったから、その部分がないと、
『トモくん、なんでアコ姫のことわかったの? おかしいじゃん! ご都合主義だよね?』
となってしまったかもしれませんからね。
本作は、素直に物語に入っていけて、明子さんの暗く沈んだ心理に引きずられたかと思うと、トモくんのあっけらかんとした様子に拍子抜けし、最後に明子さんの気持ちと一緒に明るくなって終わるという、自然な読後感でした。
『葉桜の君に』のときは、バッドエンドでしたので、ハッピーエンドで終わると安心しますね☆
作者からの返信
んまー! 丁寧に読んでくださってありがとうございます。感激ですよ。ぺこぺこ。
顔の伏線は意識して書いておきましたね。伏線あんま上手じゃないんですけど、そうじゃないとおっしゃるように、なぜわかったん、てなるので。丁寧に書くならアイテムとか、そういうほうがさりげなかったかも、と今思いました(いまかい)。
キャラの対比は意識してなかったですよ。おお、なんかいいかんじになってたんですね。嬉しいなあ。認識のすれ違いがブルーノートの比喩みたいになっていたらうまいことハマったな、とあとから思いました。あまり深く考えずに勢いのみなんですけど、良いように解釈していただけてなんだかとっても満足です。
素敵なレビューもありがとうございました。
今回はハッピーエンドでしたねえ。葉桜はちょっとあれは亜種な感じだったんですが、今回は割とストレートに書けました。
編集済
第1話への応援コメント
竹神チエ様、お久しぶりです。
いじわるな魔女っ子です。退治されに来ました。
>イケメン店員がいようがいまいが、もう二度来ちゃダメだ、と思ったものの、こうしてまた来店してしまった。
『もう二度来ちゃダメだ』→『もう二度と来ちゃダメだ』では?
>買ったばかりのパンプスがぱかぱかと脱げそうになる。
冒頭でいきなり印象に残る表現。ゆあん様のコメント欄では、最初は『車かな?』と思ったとあるので、後から書き加えられた部分なんですよね?
>でも明子の評価は厳しかった。友人には「見に行く価値はない」と報告しようと思う。この店員は見た目こそスマートでも、態度がよろしくなかった。店内に入ってすぐのときもそうだったが、いまも明子のことをじろじろと見てくる。
ここ、伏線ですかね〜? こんな失礼な店員さんは滅多にいないと思います。
ということはもしかして……?
ミスリード誘っていたのでしたら、その罠にハマった莫迦が、ここに一人います★
>明子はちびちびと黒い汁をなめて消費することにした。値段を払う以上、飲まないという選択肢はない。
この表現、面白〜い♪ 黒い汁をなめて消費する。飲みたかないけれど、飲まなきゃお金がもったいないと思う心理がよく伝わってきます。
>「ここ、おちたら、ひとくいワニがいるからね」
ぶはっ💦 『(道路の)白線の外は溶岩ね』的な🌋
勇者トモとアコ姫の冒険は微笑ましく読めました。が、最後に急展開!
第1話に関して一言。
五歳で『かれし』はちと早過ぎるんでないかい?(と明子さんに詰め寄る)
作者からの返信
お久しぶりですねー! コメントありがとうございます。
誤字報告もありがとうございます。助かります。
冒頭はそうですね、書きなおした箇所です。コメント頂くたびにかなり変更してあるんですよ。効果的に変更できていたのなら嬉しいです☆
失礼な店員は伏線のつもりです。失礼なやつかと思ったら……みたいな。
汁も受けてよかった。うふふ。
あと落ちたら、ひとくいワニいますからね。ピーターパンの影響でしょうけどね、弟とこうやって遊んでました(かれしじゃないのがせつねぇ)。白線と同じですね。
明子さん、おませなのよ♡
第2話への応援コメント
これはニヤニヤが止まりませんね笑
一話で不穏な所で切られてたので、とてもそわそわしてたらこの展開。
全てが苦さから甘さに変わって驚きました。
黒い汁などの個性の光る表現も好きです。
前編も後編も表現も小道具もすごく素敵でした。
でも、一点だけ気になった点があります。前半は漢字表記でなくても気にならなかったのですが、後半に平仮名が多いかな、という印象を受けまして。仕様な所もあるとは思いますが、平仮名と漢字をならしてみてもいいかな、と思いました。
筆致企画なので些細なひっかかりを言ってみました。参考程度にしてください。
ではでは、失礼しました。
作者からの返信
あら、漢字変換は意識してなかったです。ちょっといじってみました。
読み直すたびにへんなところに気づくので、その時々でさわってたら、やっぱ表記の乱れが激しくなっているのだと思います。統一がむずかしくて。すんごい集中力がないのです……。
それでも良い点もあげて頂いてありがとうございます。嬉しいです。
こんなに評価を頂けるとはおもってなかったので、もっと音楽にまっとうにぶつかったものを書きゃあよかったと思ってしまうんですが。明子の変化がそれなりに表現できていたら嬉しいです。
お星さまも頂き、ありがとうございました!
第1話への応援コメント
おはようございます、お邪魔してます。森(ジャングル)に入ってからの植物の描写が素敵ですね。出てくる植物でどんどん奥に進んでる気持ちになります。
>注文しろというのか。ホールで運ばれてくるのかと思うほど高いのに。
この文、とても明子に親近感がわきました笑 明子の気取ってない性格、とてもいいと思います。
誤字かな?と思う所を何点か見つけたのですが仕様かもと思って伏せさせていただきます。
しかし、最初の一点だけは転けてしまったので、ご報告しておきます。
>パンプスを音慣らして
パンプスの音を鳴らして、だと私はしっくりくるのですが、どうでしょう。
ネットで音慣らし、を調べてみるとヘッドフォンのエージング(音慣らし)と出てきて……意味を汲み取れなかったものでして。仕様でしたら、すみません。
作者からの返信
ありがとうございます。
普通に誤字ですね!! そんなむずかしいテクニックは持ってないので、誤字爆弾がさく裂している可能性が大きいです。ちょくちょくいじったのでよけいにあちこちおかしいかと。報告助かります。
第2話への応援コメント
やだあー、めっちゃニヤけるううぅー( *´艸`)
三歳から顔が変わらなかったのも、すべてはこの再会のため!笑
ともくんの軽さがいいですね。軽薄なようでいて、じつは人の気持ちをほぐしてくれるタイプの軽さっていうか。
直接謝ることもできたことだし、明子のこじらせた罪悪感もいい具合に癒やしてくれそう(*´ω`*)
作者からの返信
わー、にやけましたぁ? (∀`*ゞ)エヘヘ
最初はサラッと終わってたんですが、加筆して甘さがプラスできていたらいいなあっと思っています。
そうです。3歳児の顔により、奇跡の再会が行われたのです 笑
ともくんはいい意味で軽いですね。切り替えが早いというか、深刻になりすぎないけど、根は真面目なタイプかと。たぶん。こじらせ明子には、合うタイプなんじゃないでしょうか。星もありがとうございます!
第2話への応援コメント
子どもの頃の未熟さゆえの行動が、忘れたい負の記憶になる、もしくは実際に封印される。この点に非常なリアリティがありました。そしてなぜか読んでいて苦しくなったのは、私にもそういう封印があるからか?と思ったり…(思い出せませんが怖い…^^;)。
「ともくん」が明子が思っていたよりずっと軽やかに物事を捉えていたことに、明子と一緒にホッとさせられました。この作品の智昭の気さくなキャラ、とても好きです。
楽しませていただきました。
作者からの返信
おお、ありがとうございます。前半やけに暗すぎて、後半急に明るくなってしまいましたが、違和感なく心理が展開していたら嬉しいです。
ともくんは気さくなキャラになりましたね。たぶん、彼のなかでは、明子が怒って会ってくれなくなった程度に思っていたのでしょう。さっぱりしてます。
☆もありがとうございます!
第2話への応援コメント
あああ好っき……!
幼馴染と再会エンドとか大好きです。
明子の後悔とか苦い思いとか、じわじわ伝わってきた……けれど、クライマックスの明るい展開に明子ともども晴れやかになりました。
初夏の空気から、喫茶店やコーヒーを絡めて明子のキャラクターがしっかり描かれていて、導入から鮮やかな筆致でした。
三歳から顔が変わらない、のさりげなく後半に繋げる描写も良いですね。
とても面白かったです!
作者からの返信
ひょー!! ありがとうございます。
いいですよねえ、幼馴染との恋模様。一途なのが好きなのです、うひひ。
苦さからハッピーエンドに、うまく転換できていたら嬉しいです。導入、手こずったんですがそうコメント頂けてホッとしました。顔、そうですそうです、伏線でした。伏線か? ま、まあ、気づくきっかけに利用しました!
☆もありがとうございます!!
第2話への応援コメント
自分がしでかしたことや卑怯だった時を想いだすのは嫌で、それに関連する時間も全部苦痛になる……うっ!!!!(何かを思い出した)
謝るって大切ですね。自分のためにも。
お題の「かつての恋人」を幼い頃の話にすることで、明子ちゃんがどんな子供だったのかすんなり入って、
また恋が始まる予感がする、前向きな終わり方にするのはおお! と思いました。
後、顔が三歳児のままだというのも好きです笑
素敵な物語でした!
作者からの返信
あやまるって大切ですよね。今回の場合は、向こうはまったく気にしてなかったパターンでしたが、明子はあやまったことで新しい一歩を踏み出せるんじゃないかと思います。
顔、かわんない人いますよねぇ。わたしもあまりかわってませんね……。
大人の恋愛ものは書けそうになかったので、幼いころの彼氏にしました(笑)
読後よくしたかったので、いいかんじで幕をひけていたら嬉しいです。
素敵なレビューもありがとうございます。わくわくするレビューだ! わーおっ。(゚´Д`)ノ゚。 ヤッターン♪
編集済
第2話への応援コメント
素敵でした……引き込まれて一気に読みました!✨
>季節は次々と変わっていく。自然と歌を口ずさむ。踊るように軽やかに。
ラストのこの言葉に、救われる思いです。明子さんの苦しみと、その苦しみが晴れていく様子は、重苦しい雨が続いた後に眩しい日差しが差し込む喜びそのものに思えます。このコロナ禍も、辛い嵐の一つだったと振り返れる日が1日も早く来るといい。心からそう思います。
作者からの返信
わー、ありがとうございます!
最後、雨が(心理的にも)からっと上がる印象に仕上げたかったので、丁寧にくみ取ってくださり嬉しいです。
そうですね。今年はもう落ち着いて来るかと思ってましたが、まだまだ混乱は続きそうで。震災のときもそうでしたが、まさかこんな世になるとは思いませんでしたよ。この先に新しい良い世界があることを望みます。
第2話への応援コメント
ちょ、ともくんイイ男じゃないですか!
これはもうこの後も通い詰めるっきゃないですね。
竹神さんのお話は植物がたくさん出てきて、ほんと竹神さんらしいなって思います。あと、なんか気取ってない感じが好きです。すごくきれいな描写の中にチューしてオエって書けちゃうのとか、すごく好きですね、私。
作者からの返信
通い詰めるしかないですね。ともくん、たぶん常連客に人気なんですよ。イケメン店員の噂がたつくらいですから。明子はスタートラインでかなり有利ですが、ここからがっつかないと恋人ポジは厳しいですな。
んまー! ありがとうございます。
植物と、あと猫くらいしか、知ってることがないものですからね。あたい、木の名前は知ってんだぜっていう……、音楽はちょっと怪しいです。
ちゅーも、なんでしょうね、照れかしら。(´∀`*)ウフフ。星もありがとうございます。
第2話への応援コメント
あの幼少時の体験が、何か猟奇的な事件に繋がったとか、特殊能力の発動のきっかけになったとか、そういうの期待した私は……失礼しました。
そこからハッピーエンドに持って行くとは素晴らしいです。
ただ、直前に藪坂さんのを読みまして、その設定の共通項に驚いてしまったww
偶然ですよね。
ある意味ホラーww
作者からの返信
いやいや。途中、ホラー展開に持っていけそうな余地はありましたからね(笑)
ハッピーエンドにいたしました。ここから新しい関係がスタートしたらいいなと思います。
で。そうそう薮坂さんですよねー。
私も「ハッ!」となりましたよ 笑
あちらのほうが、ちゃんと音楽をメインに持ってきていたので、わたしの音楽からの逃げがよくわかるかたちになっております。ハハハ。
☆もありがとうございました。
第2話への応援コメント
素敵なお話でした!
ジャズが流れて思い出した記憶は「苦々しさを通り越して血の味がする」とあり、最初は重めの物語かなと思ったので、最後に明子が笑うという明るい終わり方で良かったです。
回想をはさみ、智昭と再会したことで変化した明子の心情がよく描かれていると思いました。
それにしても智昭はとても良い人に見えます。これから、この二人はどうなっていくんでしょうか。
いつかは、明子もコーヒー以外のものが頼めたらいいですね。
ありがとうございました。
作者からの返信
心情、ちゃんと描けてましたかねっ。加筆したかいがあったのならいいのですが。嬉しいです。
智昭はいい人ですねぇ。過去を根に持ってたらホラーになるところでしたが、ハッピーエンドになってたらいいと思います。星もありがとうございます。
第2話への応援コメント
失礼します。
物語がストンと真っすぐ胸に落ちてきて良かったです。
最初のお高めな喫茶店の場違いじゃなかろうかという感じとか苦手なブラックコーヒーも印象に残って良いなと思いました。
ともくんが運んできたホイップのカフェモカがブラックコーヒーを飲んだご褒美のようにも感じて微笑ましかったです。
まだ今の彼には慣れないかもしれないけど、また仲良くなれるように、少しずつ歩み寄っていってくれたらええなぁと思いました。
ちょっとうまくコメントが纏まってないですけど、このお話を読めて良かったです。失礼しました。
作者からの返信
わっ、すとんと来ましたかね。なんか、いろいろとっちらかったような気がしてたんですが、そうコメント頂けて嬉しいです。よかった。
前半のカフェのイメージと、最後とで、主人公の変化にあわせてかんじかたが変わったらいいな、と思っていました。
ここからまた、ふたりの新しい関係がはじまるといいなと思います。
星もありがとうございます。
第2話への応援コメント
良かったですー。奇をてらわずにストレートでしたねー。ひょっとしたら明子はセミなんじゃないかと身構えて読んでしまいました。笑
すこーしプロット指定の音楽的なものが少ないかなーという気がしましたが、クラシックなカフェとコーヒーの描写が良かったと思います。
中盤の回想シーンはこのお話のキモですんで、もう少しドラマチックにするといいかもしれないなあとも思いました。
作者からの返信
わー、ありがとうございます。蝉も地味に登場させてるんですよ(笑)
そうなんです、音楽が……ね。詳しくないので、さらっとしか触れられませんでした。もし音楽メインで書こうと思うと、それこそ蝉ですね。初夏の蝉ブルースですわ。……いや、書きませんよ。
回想シーン、もうすこし書き込んでいた方がよかったですかね。……また文字数増えるな。
星もありがとうございます。
第2話への応援コメント
うはー、なにこれトモくんカッコ良すぎません? こういう男になりたかった薮坂です。笑
子供の頃に遊んだというノスタルジー感がすごくいいです。
怪我をした智昭に謝ることができなくて、そして明子がずっと悔やんでて、運命の再会を経てやっと「ごめんなさい」が言えた。
でもトモくんは気にしてない様子ってのが、ギャップがあっていいですよね。
この次を期待させる展開は、やはりさすがと言うところ。チエさんの素晴らしいリーダビリティと瑞々しい描写も相まって、二人の今後をいろいろ想像してしまいます。
大人になってからの冒険も、いいもんだぜ!
色々書いてしまいましたが、読後感が飛び切り素敵です。まさに初夏、気持ちがいい。やっぱり、素晴らしい物語でした!
作者からの返信
んまー! ありがとうございます。また薮坂さんの褒め褒め殺法が(笑)
ともくん、幼少期がカッコ良すぎたかもしれませんな。けっして相手を責めない子でした。
実はさっき加筆したやつを更新しまして……チャラさが増してしまったかもしれません。ああああ。失敗してないといいのだけど。でも感想嬉しいです。踊りそうです。
レビューもありがとうございます。嬉しいです。薮坂さんも皆勤ですねー!!
(゚´Д`)ノ゚。 ヤッターン♪
編集済
第2話への応援コメント
*二読目です。
ヒロインがるんるんしてしまう気持ちが自然に伝わってきました。
ともくんと親し気に会話をする、というとこを加筆なさったんですね。
(パズルの伏線も見事に回収なすってる)
ああ、こういうのを感じたかったのかもしれない、と思いました。
ありがとうございます! 読めて幸せです。
作者からの返信
いやいや、ラストの心理描写がわかりにくかったみたいですね。
毎度のことなんですが、最後のしめが甘いというか、つめが甘いというか。集中力が切れるらしく息切れするんです。どう終わると書きすぎず、ぱりっと終わるのか、塩梅がいつも手探りでして。
明子の心情としては、チャラくなってるともくんに失望はしてないんですね。まあ、ここをくだくだ説明しても、表現できてないことが問題なので意味ないんですけど。がっかりしたわけではないので、ルンルンしてるんです。
もうちょっと最後に、二人の会話なりを増やしてみようかと思います。貴重な感想ありがとうございます。助かります。
編集済
第1話への応援コメント
こんにちは! 企画から参りました。
アコ姫と勇者トモで思い出したのが「うつほ物語」です。
なにか読解には教養が必要なのかしらとちょっと緊張しました。
しかし、引きがお上手です。
ひたいから血が出てたら、前半のなにがしかは全部ふきとんでしまいます。
第二話へ行きたいと思います。
*二読目です。
気になる箇所を数点見つけました。
>目がすがめて→ 目をすがめて
>多好感→ 多幸感
ではないかと思います。
作者からの返信
こんにちは。いらっしゃいませ。
いやいやいや。そんな比喩的な冒険談ではないので。なんせ、「うつほ物語」を知らなくて検索したくらいですからね、私は。
ひたいから血が出たら大変です。さあ、どうしましょう。
第2話への応援コメント
ああ、これはいいですね。
明子の狡さがとてもよく表現されていると思います。
子供のころ逃げたのは、狡いというより恐怖からでしょう。
それを引きずっていたのも後悔からですし、それがスッキリと晴れた今、しばらく有耶無耶にこの状況を楽しむんだろうなぁと感じます。
何より、喫茶店に立ち寄った理由ですね。これは私も雨宿りを考えていました。
ただ立ち寄るって言うのは偶然すぎますし、偶然に偶然を重ねた物語が嫌いって訳じゃないのですが、何かしらの理由が欲しいと私は思っていたので、とても自然に物語が進行していると思います。
物語としては100点。
ひとつ、ゆあん様のプロットからひも解くと、もう少し音楽にウエイトを置いてほしかった気もします。
これはあくまで私の感想ですが。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
明子の狡さは私の性格が反映しているような気がしてきましたね。小心者のめんどくさがりなんで。いかんですね。こういうところで根暗な性格がバレるとは。
指定プロットを見て雨宿りがすぐ思いついたので、そうなりました。
今回は、パッと浮かんだやつを、「んー、でもなあ」と悩みだす前に書いてしまったかたちです。
皆勤してますけど、毎回、見事にプロット指定をクリアしたことないんですよね。無理やり感がありまして。不器用なもので。
そして。そうなんです。今回は音楽を活かせてないのです。
普段音楽を聴かないし、せいぜい、小学生の頃ピアノやってたくらいなんで。まー、無理でしたね。ジャズやブルースみたいなのは無理。無理や。
どう絞り出しても、こんくらいしか出てきません。急ぎ調べたところで、なんちゃって感がいたくなりそうなんで、避けてしまいました。
とはいえ、話としてはまとめられてたなら良かったです。
星もありがとうございます。
第2話への応援コメント
ウェイターがともくんで……また一人で来るって、わたしが言ったのと違う場所代になっている気がしますが……(笑笑)
何はともあれ、彼女のお気に入りのお店になってよかったです。
いつもの竹神さんとは違った趣のお話ですね。お笑いに行かず、考えて書いたのがよくわかります。
さすが、素敵なお話でしたよ。d(⌒ー⌒)!
作者からの返信
ウェイター目当てに来ることになりそうです。でも、金銭面はどうするんでしょうね、明子は。高いカフェなのに。
今回は考えすぎる前に書き終えれましたので、趣がちがうのかもしれません。煮詰まると蝉が飛ぶことがあるので。
まあ、今回も、ともくんが根に持っていた場合は、ホラーに走り出せそうでしたが、そこまでプロットから外れずに完成できてよかったです。
☆もありがとうございました。
編集済
第1話への応援コメント
喫茶店のコーヒー代は、場所代が入っているから高いのですよ。
スタバやドトールでは味わえない、落ち着いた雰囲気とくつろげる空間を提供する代金ですね。
大学生ぐらいじゃ、まだわからないかなぁ……。
だからね、喫茶店はパフェやケーキを売るより、コーヒーだけを売ったほうが原価が掛からなくて儲かる。
元コーヒー屋のサラリーマンのわたしが断言します。(^ω^)
作者からの返信
あら、元コーヒー屋さんだったんですか!
へえええええええ!!
私、たぶん、ちゃんとした喫茶店行ったことないんですよ。
駅とかホテルに入っているようなところしか。
なんなら、スタバとドトールも行ったことないですしね。遠くから店構えだけは見たことあるけども。
そんなやつが頑張って書いたのです。微妙にうわずってるのはそのせいですね。
第2話への応援コメント
さすがですね!
とてもおもしろかったです。
仔細、いくつか。
・「おどろかせてごめんね」
→この年代の子(クレヨンで書くならなおさら)なら「びっくりさせて」と使うような気もします。娘が小学生になりましたが使う素振りも見せない単語なので……
・そのとき、明子はどうしたか。
→ここですが、
・明子は逃げた。|
で改行しちゃっても良いかなぁと思いました。「チューしちゃうくらい好きな男の子の一大事に心配するより逃げる女の子」というインパクトは絶大なので、決して読み飛ばしてほしくない所だと思います。
例)―――――
そのとき、明子はどうしたか。
明子は逃げた。
人を呼びに行くことも――
―――――――
あ、ここで冒頭の「走り過ぎた」という表現と絡められるとさらにニクいかも知れませんね。
全体を通して、竹神さんらしい「瑞々しい表現」が生きていると思います。完全にセンスだと思いますね! やり過ぎると「生々しく」なりますが、絶対にそうはならないのがさすがのバランス感だと思います。素晴らしいです!
特に本作品は、明子が体験した文字通り「苦い思い出」が、その五感が伝わってくるように描かれていますので、読者も没入感高く追体験できる感じがします。味、質感、そういった情報がうまく散りばめられているからだと思います。
そしてカフェシーンに戻ってくるシーンに音のイメージ(半音さがっていって)を持ってくる所も良いですね!
その後、エスプレッソを放置させて酸化させまくってタバコの匂いまで沈下させたような「苦さ溢れるワールド」から、ちょっとちゃらい彼の「晴れ渡るような軽快さ」がとても気持ち良いですね。
自分が気に病むことが、他人にはそうでないという例をよく描写できていると思います。現実ではその逆もまた然りが多い気もしますが。
会話のコミカルさも良いと思いました。内向的な状態の人とそうでない人のやり取りな感じです。わかります。
個人的に、最後の「次もひとりで。」が効いています。ここはバランスですが、個人的には強調したいですね。
そしてここからが私の完全に好みの話。
明子、ずるいですよね。
そもそも自分の友達が目をつけていた相手なのに「私の幼馴染でした」ということ、多分明かさないんでしょうね。
そして過去に逃げたことを後悔しておきながらも、現在の彼と面と向かっての対峙から結局最後も逃げてますよね。私なら取り繕うし連絡先聞くし世間話くらいはすると思うのですよ。ですが有耶無耶なまま店をでて、んでまた一人で来るという。
うーん。共感はできない! でもわかる!そういう子いっぱいいるから理解できる!
という想いから、過去の苦味を払拭するような行動をとってほしかった、という一方的な願いでした。
さて、そんな私の個人的な思いはさておいて、瑞々しい表現、五感を取り入れること、植栽が登場させるなどの工夫が「明子の見ている世界」を浮かび上がらせていると思います。それが本作を色彩感溢れる物語にしているのだと思いました。
改めまして、此度もご参加、ありがとうございました!
作者からの返信
今回も盛り上がる企画を開催して頂いてありがとうございます。
そして丁寧なコメントまで頂いて。早めに投稿したかいがありました←
手紙の文字は、そうですね。びっくり、のほうが良さそうです。ぜんぜん気にしてない箇所でしたよ。
改行は悩んだところでして。
目立たせすぎたら、わざとらしいかと思ったので、そのまま続けて、走って行くスピード感みたいなほうを選択したんですが。コメント頂いた感触から、改行しておこうかなと思います。冒頭と絡ませる技術は難しそうですねぇ。
で。
明子、ずるいんですね。
ほぉ。そういうもんですか。
ともくんが、わりとグイグイくるんで、警戒しつつも、なんだかんだで悪い気はしてないので、また行ってみようかな、てなかんじでした。これで次、いったとき、ともくんが店辞めてたら笑えますね←
たしかに、ともだちには言わないでしょうね。たぶん、バレて追及されるタイプだろうと思います。
意識して描写したところも褒めていただけたので嬉しいです。改善できそうなところはいじってみようと思います。
素敵なレビューもありがとうございます。
瑞々しさがあるんですね。自覚ないので、気づいたときには生々しさに変化しかねないのですが、この調子を強みに出来たらと思います。
今回も企画運営大変でしょうけれど、いつも楽しみしています。ありがとうございます。
編集済
第1話への応援コメント
今回もご応募ありがとうございます!
さて、気になった箇所をいくつか。
後半は端的でシリアス、入り込んでいくように描写がキレッキレで良いのですが、冒頭から回想に入るあたりまで、筆迷いのような印象を受けました。
・三歳の頃から顔が変わっていないと笑われる明子は、精神的にも三歳とまではいわずとも、大学生のいまも、中学生レベルで停滞しており、すっかりこの雰囲気には気後れする。
すごくよく分かるのですが、句読点位置の調整をするか、あるいは二つに開く方が読みやすい感じがしました。特に、最後の一文が次の文の「居心地悪そうな様子」にかかる内容なので、「おや? リズムが?」と思いました。
明子の性格を反映してのことかなとも思ったのですが、だとしたら、
・このカフェはどの時間帯に来ても、夜のような気配が充満している。
・明子がこのカフェに来るのは二度目だった。
がちょっと相反するなと思いました。
カフェの事をよく知る俯瞰目線なら「いつも」の様子はわかると思うのですが、しかし明子は二度目で、「いつも」というには回数がちょっと少ない印象です。ここでは「どの時間帯に来ても」がそれにあたります。
初対面で暗かった人に再会した時、「この人は暗い人だ」となるか「この人、いつもこうなのかな?」と他の人に聞いてから判断するのかの判断速度によると思うのですが、
仮に「明子は物事の判断が早いタイプ」だとするなら、冒頭で店を一度走り過ぎたり、不躾な定員に対する態度を逡巡するあたり、ちょっとゆらぎを感じるなぁと……。
回想シーンが素晴らしいだけに、そこに至るまでのちょっとした「段差」みたいなものが取り除けると、より没入感が得られるのではないかと思いました。私はちょっと気になっちゃいました。
例えば、下記のような配慮を提案してみます。
・そのカフェを「一度は」走り過ぎたものの、「◯◯(季語)の」雨脚の強さには勝てず(かなわず)、「結局、」明子は後戻りしてドアを押した。
→一例ですが、逡巡した様子とどんな雨なのかを想像しやすくする用語を挟んでみました。最初に「走り過ぎた」と見た時、「車かな?」と思ったものですから、「一度は」と入れることで(結局解決してないけど)人が足で走っている感じが想像しやすくなった、など。
・あれは自分の卑怯さに気づいた瞬間だった。そこに刻み付けられた記憶は、苦々しさを通り越して血の味がする。
ここは素晴らしいです! コーヒーに触れた後にこれを持ってくるのはずるい。
そしてそこからのチューシチュエーションと感想が冴え渡ってます。
流石だなぁと思いました!
続き、拝読します。
作者からの返信
わわわ。丁寧なアドバイスありがとうございます!!
びっくり。うひょー。
まどろっこしい段落のところは、自分でもそう思ってましたね←
意味は通じそうなんでいいか、と流してしまいました。ちょっと整理してみます。
カフェの「いつも」のところは、明子の目線じゃなくて、私(書き手)の意識が強く出てしまってました。こういうカフェです、っていう設定イメージがそのままというか。
こういう主人公の感覚と設定描写の意識の部分が、まだよく理解できていないので、自分ですぐ気づけるようになりたいです。今回指摘して頂いてとても参考になりました。
あと、冒頭がかたいのは、状況説明をはじめにしておかなくては、という意識が前のめりすぎるんでしょうね。説明が下手ともいう。
季語を入れる発想はなかったので、調べてみようと思います。
アドバイスを参考にしながら、改稿してみます。ありがとうございます。
第2話への応援コメント
幼い頃の小さな過ち。
早く謝れば良かったのに、こういうのって一度タイミングを逃してしまうと、なかなか言えませんよね。
しかし、まさか店員さんがともくんだったとは(#^^#)
心にあったしこりを、ようやく取ることができましたね。これからもまた、ともくんに会うためにカフェに通ってください(*´▽`)
作者からの返信
タイミングを逃してしまうと、悪循環になってしまいますよね。
私も子供の頃、ともだちともめて学校を休んだことあるんですが、一度休むとずるずると行きにくくなってしまって。まあ、行けば、なんてことなく過ごせたんですが。
そう。不躾な店員さんは、ともくんでしたー!
これからは、また新しい良い関係を結べたらいいですねえ。
☆もありがとうございます。
第2話への応援コメント
同じ事件に対してまったくちがう
思いをもっていましたね。
非対称がチャラい男になっているのが面白い。
ラストはメジャーキーですな。
作者からの返信
まさかのチャラい男になってましたね。ぐいぐい来ます。
同じ記憶でもそれぞれで違って見える雰囲気で書いてみました。
(*´艸`*)