第22話 後書き

 正直、誰も読んでいないことは承知しているが、一応言い訳というか、めちゃくちゃなものになったなと、反省文を書き残す。


 まず、テーマ性がはっきりしていない。

 次元を跨いで、人間には理解不能な存在がやってくる→それを解決。

 表面上の流れは別にそれでもいいのだけれども、その理解不能なのは人間も同様、という表現をするに至っていない。

 そもそも表面上の設定に固執するあまり、キャラを作ることに必死になりすぎて全体の流れがうまく作れていない。大体、どうやったらウケるかな、を意識しすぎていたきらいがある。(そこに関しては、まず読んでもらうことが目標だから、仕方ない部分はあると思うが)

 その結果、ダラダラと『それってあなたの感想ですよね?』を垂れ流す結果になった。

 第一、プロットすらまともにできていない段階から書き始めたのが良くない。

 途中で思考が拡散して、うまく書き進めるどころの話ではなかった。

 正直な話、書いている途中で「あ、これはダメだな」と思い始めた時点で駄作の出来上がり。

 というか、そもそも内容がウケない可能性の方が高い。


 完全にウケを狙うなら、もっとポップな感じの異世界系とかそういうのにした方がいい可能性の方が高いような気がする。

 最近小説読む機会が減っているので、そこらへんの流行とか知らんけど。

 

 もともと実験的に始めた試みではあるが、それでもこれはひどいなあと思いました(小並感)。


 全体的に文章が散文的になるのは自分の性格上知っていたけれど、やはりもっと完結な文をかけるようにしないといけない。今後の課題である。

 文章力自体は、そこまで目も当てられないというほどではないと自負はしているが、そこも奢らず再検討の必要がある。

 あとは物語の枠組みをしっかりと作ること。

 大衆受けしそうな物語を考えること。

 そもそもあげるサイトの特徴を調べておくことが必要。

 顧客層が異なるなら、そもそもウケる内容も違う。

 

 まあ、こんなところだろうか。

 ここまで書いといてあれだけど、別にテキトーに書いた訳ではないし、これを面白いと言ってくれる人がいるならば、それはありがとうと言いたい。

 そもそも初めて投げ出さずに、一応最後まで書き上げたものなので、それはよかったと思う。

 テーマ自体は自分の根本に関わるものなので、今後、機会があればリベンジしたいと思う。

 ここでは描かんかもしれないg。

 

 最後に、ここまで読んでくれた物好きはいないと断言できるが、この反省文がその人の参考になることを願う。

 ご拝読、ありがとうございました。

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物語を君に 瑠璃色のてらさん @shiryouhihou

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