その十 營
疲れた
「
一人が云ふと、もう一人は
ぎこちない手で
「おい、
「いやいや、
待つ事
「いや、
「うん、
鍋を
「
「荼毘だ、荼毘だ」
骨に
「一つ積んでは父の
一人は
もう一人は、焚火の脇に
まあ、眺めた所で
「
川面を見てゐた
すると、
――
<了>
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