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第58話 罪の意識の置き所」への応援コメント


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     お疲れ様です。

     大変、興味深いお話で何時も読ませて頂いております。

     幾つか気になる点が有るのですが、冒険者という自分達に忠誠を持たない個人委託者が強い力を持てば、貴族等が取り込んだり排除しようとすると思えるのですが…

     国の兵士にも色々有って、治安部隊や外敵を排除する部隊等が有り、かなりの数が居ると思われるのですが、有事の際に冒険者だけに頼っている様な感じを受け、軍の出動が見られないのはいかがなものかと思います。

     街の防衛とか、軍が出なければ国民の信を失うでしょう。

     又、超常の存在がいる世界で、国が把握しきれない者が目立てば必ず情報部関係が動くでしょう。
     たとえ王太子でもかばいきれないと思います。
     国は一枚岩では無く、貴族等が互いに牽制しあっているものです。

     とんでも無い実力者とみなされる主人公に対して、皆さん畏れな過ぎ。

     例えば、範馬勇次郎に対して「おいお前、俺を弟子にしろや!」という感じ。
     しかも対価無し

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    気になる点という事で、わかる範囲で解答してみました。ずれてたらすみません。

    冒険者という自分達に忠誠を持たない個人委託者が強い力を持てば、貴族等が取り込んだり排除しようとすると思えるのですが…

    →これはあります。特定の冒険者と契約を結んでいる貴族もいますし(主に優秀な人材の確保を目的とした情報収集のため。但し勝手に契約を結ぶのはギルドの規約違反)、冒険者を辞めて士官する者も居ます(こちらは合法)。


    国の兵士にも色々有って、治安部隊や外敵を排除する部隊等が有り、かなりの数が居ると思われるのですが、有事の際に冒険者だけに頼っている様な感じを受け、軍の出動が見られないのはいかがなものかと思います。

    →国の戦力は主に政治的な問題に対して動く事が基本になっています。もちろん魔物の襲撃などに対しても機能はします(七首鎌竜の際も出動はしていましたが、その辺も書くととんでもない文章量になりそうでサクッとカットしました)が、本領は人間同士の戦争です。そのため画一的な強さや動きを求められ、災害級の魔物や魔族といった飛び抜けた力を持つ存在に対しての戦闘には不向き。その分を冒険者という育成と維持費の掛からない戦力に頼っています。


     又、超常の存在がいる世界で、国が把握しきれない者が目立てば必ず情報部関係が動くでしょう。
     たとえ王太子でもかばいきれないと思います。
     国は一枚岩では無く、貴族等が互いに牽制しあっているものです。

    →これはその通りです。王太子が庇う程度では隠しきれないでしょうし、接触を止める事は出来ません。
     なので王太子は庇うのでは無く政治で抑えています。あの人はマッチポンプだろうと脅しだろうと必要とあれば何でも使う方ですので。
     もし王太子の政治がうまくいかなくなったら、その時は何かしらリカルドの方に影響が出てきます。


     とんでも無い実力者とみなされる主人公に対して、皆さん畏れな過ぎ。

    →これは結局リカルドの本当の実力がわかっていないからかと思います。
     人は自分の知らない範囲の事をうまく把握出来ないものだと思いますので、あくまでも人の範囲で凄い相手だと認識されているに過ぎないという感じです。
     弟子云々に関しては冒険者の風潮ですね。とにかく言ったもの勝ちというか、言わなきゃ始まらないというか。
    それから対価を示さないのはそれぞれ違う理由があります。