第6話 刺客は忘れた頃にやってくる
王太子から言質を取って出所と助けて欲しい人の名と特徴を伝え、お帰り頂いたところでリカルドは店を閉めた。
大変に疲れた。ぐったりだ。
階段を上って居間に行くのも億劫で、日本版リカルドに戻った後は転移で移動しソファに沈み込む。
〝お疲れさまです〟
花の香りが爽やかなハーブティーと、オレンジピールの入ったパウンドケーキを出してくれるシルキーが女神に見えるリカルド。
「ありがとうシルキー……本当、シルキーがいてくれて良かった」
出ない涙を拭い、感謝するリカルドにシルキーはいつものように優しくほほ笑んだ。
〝喜んでもらえたら私も嬉しいです〟
(なんていい子なんだ……)
おもわず拝みたくなるリカルドだが、奇行に見えるのは自覚していたので心の中だけに収めておく。
「はぁー……おいしい」
心の底からの言葉に、シルキーがくすくす笑う。
「今日もさ、やっかいな客が来てね……すごく怖かったんだよ」
〝そうなのですか?〟
「瞳孔があそこまで開いた人間を初めて見た。めっちゃ怖かった……」
〝まぁ……リカルド様も怖いと思うものがあるのですね〟
ちょっと意外そうに言うシルキーに、リカルドはいっぱいあるんだよと首を振った。そもそも己の存在そのものがその筆頭だ。
「また来るんだけど……まぁ次来るのは俺の方が条件出したからなんだけどね。ちょっと億劫。
あー愚痴っぽくなっちゃうからちょっと散歩してくるよ。何か欲しいものある?」
〝でしたら卵と燻製肉をお願いしてもいいですか?〟
「了解。じゃあちょっと行ってくる」
今なら朝市が開く頃だろうと薄明かりの外を見て立ち上がるリカルド。パウンドケーキとハーブティ、それになによりシルキーのほんわかした存在のおかげで幾分気力も戻った。
平民のラフな服に変え籠を持って外へと出ると、朝日が差し込むところだった。
なんとなく目に染みる気がして目を細め、うーんと伸びをする。
さあ切り替えていこうとしゃきしゃき歩き出すリカルド。
通りを一つ行ったところに朝市が開かれる通りがあるのだ。近づいていくとすでに喧噪が広がっていた。
「おや、またお使いかい?」
卵を売っているおばさんに声をかけるとそんな風に言われてリカルドは苦笑して見せた。
「またお使いですね。卵を五ついただけますか」
「はいよ。奥さんは相変わらず調子が悪いのかい」
「そこまで悪くはないんですけど、日差しに弱いのは変わらずで。それによく動こうとするので……休んでいるように言ってるんですけどね」
「働き者なんだねぇ。あんたがしっかり見てやんなきゃだよ?」
「そうですね」
バシバシと肩を叩かれて曖昧に頷くリカルド。
この朝市ではリカルドは外国からきた妻帯者だと思われている。というのも一人でシルキーのお使いをしていると、メモを見ながらたどたどしく買い物をする姿に勝手に周りがそう解釈してしまったのだ。
訂正すると買った食材を自分で調理するという事になってしまうので、どうせボロが出るならとシルキーを奥さんと見立てて適当に合わせているリカルドだった。
続けて二軒となりの肉屋でいつもの燻製肉を買って籠に詰め、他に何か面白いものでもないかなぁと見て回るリカルド。
威勢のいい声や値切る声がそこここで飛び交う中、花でも買って帰ろうかなぁと思って色とりどりの花を木桶に突っ込んでいる花屋を覗く。
バラやらガーベラやらいろいろあったが、薄いピンクのスイートピーを見つけてシルキーの顔が浮かんだのでそれにした。
「さーて。そろそろ帰るか」
帰路に着こうと人通りの多い朝市の通りから一つ横の通りに入ったときだった。
ドン
「きゃっ」
角のところで全力疾走していたらしい浅黄色の髪の少女と思い切りぶつかった。
まるでラブコメのような展開だったが、リカルドの動体視力と速度はラブコメのそれではない。即座に宙に浮いた籠から放物線を描いて方々に飛んで行く卵の一つ一つを視認し素早く掴んで籠に入れ直し、さらに飛び散りそうになっている花をそっと掴んで元に戻した。
「ったー……」
(良し。確保)
籠の中が無事である事を確認し、一人頷くリカルド。傍らでお尻を摩って涙目になっている少女など眼中になかった。
リカルドとしては、シルキーのお使い>>>(超えられない壁)>>>見知らぬ少女なので、優先順位としてはこれで合っている。
「ご、ごめんなさい。籠の中身大丈夫ですか?!」
少女の方が、ぶつかった相手が籠の中身を凝視している事に気づき(表情を作り忘れているリカルド)、慌てて聞いた。
「あぁ、いえ。大丈夫ですよ。お嬢さんは大丈夫ですか?」
思い出して取り繕うように微笑みを浮かべ、リカルドは尋ねた。
「あ、はい。大丈夫です」
と、少女が慌てて頷くもののごく微かに血の匂いがして内心うっとなるリカルド。味覚を再現させたときに嗅覚も再現したのだが、凝り過ぎて人より敏感になってしまっていた。
【中位回復】
どこに怪我をしているのかもわからなかったので、手っ取り早く全身に回復をかけておくリカルドに、少女の方が驚いた。
「え?」
身体を淡い光に包まれ目を丸くする少女。
「これって……まさか回復魔法??」
「それでは私はこれで。お気をつけて」
早く戻ってシルキーに花を渡そうと、るんたったとスキップ気分でさっさとその場を後にするリカルド。
少女は呆然とその後ろ姿を見送っていた。
「すごい……無詠唱で…それも一瞬……」
当然、リカルドは少女がそんな事を呟いた事に気づかなかった。
家へと戻りさっそくリカルドはシルキーに花を渡した。〝まぁ〟と目を大きくして次いで花がほころぶように微笑むシルキーに、リカルドの方が癒された。
それからそういえば今日ぶつかった子、なんかどっかで見た事があるような?とようやく意識がそちらにも回って思い出した。
(あ。あの子ヒロインちゃんだ)
数時間前に見たばかりだというのに、仕事が終わるとリセットとばかりにコロッと忘れていたリカルド。
言い訳をするなら、血の匂いがした時点で視界に血を入れないようにぼんやりとしか相手を見ていなかったので気づくのが遅くなったのだ。
(ま。関係ないしどうでもいいか)
「シルキー、家庭菜園の様子見てくるね」
庭を整えたシルキーによって、小さいながら畑が作られておりそこに数日前購入した苗を植えたばかりだった。子供のように頻繁に見に行くので、シルキーはくすくすと笑って〝水やりをおねがいします〟と送り出した。
柔らかな日差しを浴びながら如雨露に水を入れて水を撒いていくリカルド。
シルキーのおかげで植えた苗はしっかりと根付いてすくすくとその緑の葉っぱを大きくしていっている。偶に近所の子供が生垣の隙間から覗いているが、もともとお化け屋敷と近所で呼ばれていたせいか声を掛けたり生垣を潜ってこようとする子はいなかった。もっともいたとしてもシルキーの守りによって正面以外から入る事は出来ないが。
水やりの後は家の地下に残されていた本を解読するのが最近の日課だった。
もともとこの家を建てたのは魔導士らしく、いたるところに魔術的な防犯装置をちりばめているらしい事がわかってきた。
現在はそのほとんどが壊れて機能を失ってしまっているが、直せば結構使えそうだなと計画しているところだった。
そんな事をしながら日々過ごしていると、とうとう王太子が例の人々を連れてやってきた。
「やあ主。約束の通り連れて来たよ」
リカルドが定型の挨拶を言う前に片手をあげて言う王太子に、リカルドは内心ため息をつきそうになりながら立ち上がった。
「ようこそ王太子殿下。条件を守って頂いた事、感謝します」
王太子の後ろには目隠しと猿轡をされた人間が四人、小柄な男の子から壮年の男性まで近衛三名によって拘束されていた。
「やだなぁ主と私の仲じゃないか。当然約束は守るよ。
それで、記憶を消すのはどうやるんだい?」
それが見たかったんだろうなと思いつつ、リカルドは身を縮こませている四人に近づいた。
「怖がらないで大丈夫ですよ。座れますか? 下には絨毯を敷いてありますから痛くないですよ」
周りの様子を窺うように見えないながらきょどきょどとしている四人だったが、重ねてリカルドが穏やかな声で呼びかけるとおずおずとその場に座った。
リカルドはそのうち、一番小柄な男の子の肩にそっと触れた。途端、びくっと身体を固くする子に、これまでの境遇を思って溜息をつきそうになるのを堪えて言った。
「大丈夫ですよ。これから頭に触れますが、痛い事は何もありません。
あなたは今まで都に出稼ぎに来ていました。契約の期間が満了となったのでお給料をいただいて村に帰るのです」
猿轡をされている男の子は訳が分からないだろうが、それでいいだろうとリカルドは【記憶操作】を行った。精神魔法の一つで、どちらかと言うと邪法に分類されてしまうものだったが、この王太子であれば見せても問題ないのは確認済みだ。
一瞬、リカルドが触れた男の子の頭が薄紫に光ったかと思うと男の子は意識を失ってリカルドの腕の中に倒れこんだ。それをそっと横たえて、続けて他の三名にも【記憶操作】を施していく。
「あっという間だねぇ」
瞬く間に全員の記憶を消していくリカルドに王太子が拍手しそうな口調で言葉を零した。
「彼らには金銭を渡して故郷へと戻せばいいのかな?」
「そこまでしていただいてよろしいのですか?」
いつもの微笑みを浮かべたままリカルドが立ち上がって尋ねると、王太子は大仰に腕を開いて肩を竦めて見せた。
「今回はね。主の願いだから特別だよ」
「それはそれは。高くつきそうで恐ろしいですね」
「やだなぁ。恐ろしいだなんて」
王太子はくすくすと笑って勝手に椅子に座った。
こいつが笑っても一つも癒されないなとアホな事を考えながらリカルドも定位置に座る。
「ところで後ろの彼ら、まとめて城に送ってくれる?」
「まとめてですか?」
「そう、場所はわかるでしょ?」
まぁ、
「さすが、一瞬だね。でもアルも送ってくれて良かったんだけど」
一人だけ残った近衛、第二近衛騎士隊の隊長をちらりと見て言う王太子に、そんな事出来るかいと内心毒づく。近衛を二人返したのは、倒れている四人だけでは問題があるからだろうと思ってだ。一人残したのは当然王太子と差しで話したくないというのと、二人残さなかったのは三対一で威圧されるのが嫌だったからだ。
「殿下、それは私も困ります」
後ろに立った男も顔を顰めて言うと、王太子は肩を竦めて口を尖らせた。
「偶にはいいじゃないか。私だって一人になりたい時もあるんだよ」
「館の主がおります」
(そうだそうだ。さっさと帰って一人になればいいだろ)
苦言を言う男を応援するリカルド。
「彼は大丈夫だよ。私を害する利点がない」
「素性の知れないものを信用なさいますな」
(そうだそうだ。こんなとこに来てないで仕事しろ)
「へえ? そんな事言うんだ。アルだって主に助けられたくせに」
「それとこれとは話が別です」
「未だに自分の口から礼も言ってないだろ」
「……それとこれとは、話が別です」
ちらっと、やや気にするように男がリカルドを見るので、リカルドは気にしてくれるなと首を横に振った。別にお礼が欲しくて助けたわけではない。単純に自分の安寧を第一優先に動いただけだ。
「ほら見なよ。主はお前に何か要求してるかい?」
(要求出来るならこの王太子をここに来させないで欲しいんだけど、出来るかな……)
「教会に行ったら100万クル払っても足りないぐらいの治療を受けたんだ。それをただ同然の300クルだよ? しかも補助魔法までかけてもらって、挙句に情報まで貰って。聞いた時私がどれだけ焦ったか」
「………」
無言で頭を下げる男に、溜息をつく王太子。
「他国の介入を許したのかと思って総動員して主を見つけて、その上で今回白だと私が認めた相手にお前はケチをつけるのかい?」
(あぁ俺、他国の間諜か何かかと思われてたのか。麻薬の件って俺の踏み絵だったのか?
まぁ確かにな……回復魔法ってそんなに使い手がいないみたいだし、政敵の情報を的確に掴んでるとなると怪しいか)
「ねえ主、私と友達にならないかい?」
「恐れ多いので辞退させていただきたいです」
脊髄(無いが)反射的に即答するリカルドに王太子は声をあげて笑った。
「ほらね。私は主が欲しいんだけど、これは無理だね。あんまり言うと逃げてしまうだろう?」
「さあ……気の向くままに占いをしているだけですから」
「という事だ。だからアル、それ以上は不要だよ」
男は黙って頭を下げ、一歩下がって定位置についた。
「すまないね主」
「いえ。信に足るお方かと」
「主にそう言ってもらえると嬉しいよ。さて、本題に入ろうか」
「今宵もご相談が?」
「あるよ。悩みは多いんだ」
リカルドに向き直り、表情を改める王太子にリカルドは変わらず微笑みのまま。もう表情筋はこれでいいやと固定しっぱなしだ。
「ヒルデリアの方で魔族の侵入が頻繁に起きているという話を知っているかな?」
「いいえ。初めて耳にしました」
と、言いながら心臓(無いけど)をばっくんばっくんさせるリカルド。
「どうにもヒルデリアが目的ではなくて、何かを探すように北上しているみたいなんだけど、これがまた被害があちこちで起きていてね……我が国も例外ではないだろうからどうするべきかと悩んでいるんだ。
幸いうちには教会が優先して聖女を置いてくれているから聖結界を張って守っているけど、相手は大物みたいで破られるかもしれないと浮足立っていて――」
即座に時を止めて
結果、リカルドが原因で間違いなかった。
人の地に侵入してきたという魔族は小物は除外するとして、大物は一体ではなかった。少なくとも、現段階で二体。
一体はあのいい男風のヴァンパイアロードで、道中若い娘さんを囲って死なない程度に血を吸いながら若干楽しんでいらっしゃる様子。
もう一体は植物系の魔族。リカルドが大爆発を起こして吹っ飛ばした土地を支配していた
ひー!と内心叫び声をあげるリカルド。
何をどう考えても己のしでかしたことで被害がふりまかれているようだった。
小心者のリカルドは胃(無い)が痛くなってきた。
「その聖女が破邪結界を合わせて使えば、聖結界に干渉される事もなくなり現在よりも強度を強くする事が出来ますよ」
「ああうん。破邪結界ね。その話もあったんだけど、使える器の聖女がいないんだ」
「最近見つかった聖女はどうでしょう。彼女ならかなりの素質がある筈ですが」
とりあえずグリンモアは何としても防御態勢を敷いていてほしくて結界を強化する方法を調べて言えば、王太子は難しい顔をした。
「彼女ね。確かにそうらしいんだけどなかなか訓練が上手く進んでいないみたいでね……。あ、主が教えてやってくれない?」
「聖魔法は特別な才能を持った人間にしか使用できないと言われています。私には荷が重たく――」
「でも主は回復魔法は使えるだろう?」
最後まで言わせない王太子に、押しが強くて嫌になると内心ではタジタジになりながら、外面は微笑みのまま返すリカルド。
「使えはしますが、回復魔法と聖魔法は別物です」
別物という括りだが、他の魔法に比べたら兄弟程度の近さではある。その辺は伏せて断言するリカルドに王太子は少しだけ胡乱気な眼差しを送った。
「ふぅん。そうか……主は教える気はないんだね」
「申し訳ありません。得手不得手がありますので」
得手不得手で言えばリカルドは不得手中の不得手になるのだが、そこは魔力操作LvMAXが全てを覆してしまっている。
(っていうか、そもそもそんなの占いの館の仕事じゃないって)
何でも屋じゃないんだからと断りを入れるリカルドに、しょうがないかと諦める王太子。諦めてくれてリカルドはほっとした。
「じゃあその何か探している魔族というのについては調べられないかな?」
「……こちらから手を出すのはお勧めしません。天災と考えて通り過ぎるのを待つのが一番かと」
微笑みのままのリカルドだったが、わずかに声が固かったので王太子は真剣な顔になった。
「そんなにまずい相手なのか?」
「まず人は勝てません。勇者であれば可能かもしれませんが……」
「もしや上位の魔族?」
「一体はヴァンパイアロードです。もう一体は……魔族領の北部を支配下に置く魔族が」
「まさか……王級の魔族」
そういえばと、人間の間では大きな土地を支配する魔族を魔王と称して王級とランク付けしている事を思い出すリカルド。
無言で首肯すれば、王太子は言葉を失ったようだった。
「………なるほど。……たしかに、それは天災だ。目的は何かわかる?」
人からしてみれば目の前に超巨大ハリケーンが来ているのに生身一つでいるような状態なのだが、さすがに王太子は胆力があるのか落ち着いた様子で聞いた。
一瞬リカルドは誤魔化そうかと思ったが、まさか自分がそれに関わっているとは思われないだろうと思って答えた。
「……雪辱を晴らそうとしているようです」
「雪辱? という事は、彼らは何者かに負けたという事?」
「そのように認識しているようです」
「その何者かも魔族だよね?」
「……はい」
「人の地にいるの?」
「……いるようです」
「参ったな……。魔族なら魔族の地でやって欲しいんだが……」
ごもっともな発言に、内心項垂れるリカルド。
「そんな事を言っても仕方がないか。こちらは何とか結界を強化して凌ぐしかないね。ありがとう主、参考になったよ」
礼を言って立ち上がる王太子に、本日ばかりはリカルドは本心から頭を下げた。
代金をきっちり300クル置いて帰る姿を見送り、リカルドは机に突っ伏した。
「まじかー!」
叫んだまま時を止め、必死で打開策を探る。
何とか人目に付かないままお帰り頂く方法はないかと調べまくりパーンしまくる。ただ空間魔法で魔族領へと転送してもすぐにまた戻ってくるので、根本解決にならずその方法を探り出すのに軽く数十回はパーンする羽目になった。
どうにかこうにか何とかなりそうな方法を見つけ出したがその方法はほぼごり押しの方法で、無限魔力に頼り切った方法だった。
だがもうなんでもいいと、早速リカルドは問題の魔族の元へと飛んだ。
時間を置いては人の被害が増えるだけだからだ。
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