めちゃめちゃ苦しかったです。
リアルで痛くて目が回るような状況の中で、一人じゃどうにもならない事に一生立ち向かわなきゃいけない絶望感と、それでも自分を奮起させている何か。
読んでいるとすごく身に覚えがあり過ぎて、共感してしまうせいか体調までリンクしてしまって、読むのが大変でした。目が痛いし目が回るし吐きそう。文章を読んでこんなになるのは久しぶりです。
早く帰って布団に横になりたい!とずっと思いながら、でもこのままで終わっちゃいけない、と目指したところまで向かう、二人の気持ちが手に取るように分かりました。
当たり前のことが当たり前じゃない体になってから、ずっと誰かに言いたくて仕方なかった事を、代弁してもらったような気分です。
でもくっつくわけじゃないのね!
いやいいんですが、主人公も早く結婚しようぜ!
作者からの返信
しらすさん、最後まで読んでいただいてありがとうございます(´;ω;`)
ごめんなさい、辛い場面しかなくて(´;ω;`)
でもとても共感していただいて嬉しいです!(鬼畜)
眼鏡がないだけで生活を制限されたり苛立たしかったり、ってこときっと皆さん大小あることですね。私も眼鏡がないと何もできません(笑)
銀縁眼鏡をかけさせる意味、みたいなものを考えたらこんなお話になりましたm(_ _)m
恋愛にしちゃうと字数足りませんでした(笑)
ありがとうございます!
欠けてしまったから、彼女と分け合えたのかもしれない。
たとえ何の障害もなく見える者同士でも、見えている景色は違うのかもしれない。解らなくとも、少しずつ寄り添えれば。
ラストの一面の青が、閉め切った部屋にも爽やかな風を連れてきたようでした。
(ネモフィラ、私も1度は見に行きたいものです)
素敵な銀縁眼鏡、ありがとうございました!
作者からの返信
お読みいただき、感想までありがとうございます!
30000字では少しずつ寄り添うどころか、ギュギュッと寄り添わせるしかなかったあぁぁ!と、反省しております!
>欠けてしまったから、彼女と分け合えたのかもしれない。
本当に仰る通りで、失わないと気づかないものというのが、そこら中に転がっていると思っております。そのひと匙でも感じていただけたのなら、良かったです(´;ω;`)
ありがとうございました!
>仕方ないのは可能性がないことや、できないことじゃないの、前提が変わらないことだけよ!
はっとさせられる台詞でした。
「しょうがないよ」ってつい口にしがちなので、これ座右の銘にしなきゃならんなって思うくらい。何か行動するときに頭においておくべき考え方だなあと。
ふたりの出会いが、それぞれの人生を開くひとつのきっかけになったんでしょうね。素敵な物語でした。ありがとうございました!
作者からの返信
tomoさん、最後までお読みいただき、ありがとうございました!そして感想まで(´;ω;`)嬉しいです!
『仕方ない』は、私も深く予想してなかった台詞だったんですが、あやかさんが「じゃあなんでパン食べさせたのよ」って突然怒りだして収拾つけるのが大変でした(笑)
重いテーマで改行も少なく、読みづらかったことと思います(´;ω;`)大変恐縮です!少しでも気に入っていただけたなら、本望です!
ありがとうございました!
見えない、わからない苦しみから、互いに本音をぶつけ合って、そして彼女が駆け出すシーン、背筋が震えました。青いネモフィラ、はっきりと目に浮かぶようでした……!
困難や苦難があっても気持ち一つで乗り越えていける——実際のところはそんなに簡単な話でもないのでしょうが、あやかさんの必死の叫び、彼にも届いたようでよかったです。
素晴らしい銀縁眼鏡をありがとうございました!
——追伸。
やっぱり踏み込まない銀縁眼鏡ェェェェ!
作者からの返信
最後まで応援&感想をありがとうございました!お陰さまでなんとか完結できました!
とりあえず、どっちも本音が言えたので良かったです(´;ω;`)三枝くんには大分痛い思いをさせましたが、銀縁眼鏡に落ち着いたので、よし!(笑)
(追伸)
二人は恋愛関係にするつもりが全くなかったのですみません(笑)銀縁眼鏡って、恋愛不器用感あるよね!!!!
完結おめでとうございます。
まさか『銀縁眼鏡』のお題から、ここまで深く壮大な、でもミニマルな関係の話になるとは思いもしませんでした。ある意味で二人だけの世界。おそらくネモフィラの青い丘には他の人がいた。でも二人には『どこまでも、あお』しか見えていなかったのではないかな、などと想像しました。
また、この特別な時間を共に過ごした二人が、吊橋効果に飲まれずに良い友達に落ち着いたところもお見事です。
素晴らしい作品をありがとうございました!
作者からの返信
蒼翠琥珀さん、最後までお読みくださりありがとうございました!
(´;ω;`)
もちろん有名観光地ですから、ネモフィラの丘には他の人がいたと思います。でも仰る通り、彼らには見えていないし、そんなの関係ない心持ちだったでしょう。
恐らくお互いにとって、大切な友人を得た出会いとなったことでしょう。
(恋愛に至るには彼らは難しかっただろうと思います)
感想もとても嬉しかったです(´;ω;`)ありがとうございました!!