見えないこと、わからなかったことに傷ついていることに気づけなくて、後悔して、どうしていいかわからない気持ちと、けれど同情するだけでは何も解決しない、そんな葛藤と、率直な苛立ちと。
そういう混沌とした感情を抱えてなお、彼女の気持ちを考えて、それが苛立ち混じりだとしても前に進むための選択をできた彼は強いなあと思います。見て見ぬふりをして彼女の言うがままに帰ってしまうこともできたわけで。
複雑に綾なす心の襞を描き出すお話、続きを楽しみにしております！
作者からの返信
三枝くんは字数の関係で、いいやつ一直線になりました……(大人の都合)
きっと育ちがいいのでしょう。
短編のモチーフじゃなかったな！と反省中です(´；ω；`)
あと4000字で書ききれるよう、頑張ります！！！
見えないこと、に関する感覚は本人にしか知り得ないですよね。
状況を知って想像するのと、体感するのともまた違う。
少食で痩せ型の原因は、想像以上に根深いのだなと、あらためて。
作者からの返信
見えなければ分からず、真実を聞かなければ分からない、聞いても想像もつかない。
知らない世界に足を突っ込んで生きる、ということの難しさを書きながら痛感しました……(´(ｪ)｀)