【完全版】登場人物紹介(他、魔獣や勇者スキルなども)

●クロウ=アサミヤ

主人公。

人間。

24歳。

この地域では珍しい黒髪・黒目の、正義感溢れる青年。

先代勇者から聖剣を継承して勇者となる。

勇者として歴代最強クラスの勇者パワーを誇るが、コントロールはややアバウト。

そのため基本的には、膨大なパワーで真正面からゴリ押しして粉砕する戦闘スタイル。


魔王を倒した後に、その栄誉を妬んだ上級貴族や戦士ダグラスの謀略によってセントフィリア王国と勇者パーティを追放されてしまう。

また魔王との決戦に勝利した時に腰を痛め、それ以来腰痛に苦しんでいたが、その腰痛が治ったことで全盛期の強さを取り戻した。


クロウを苦しめて続けていた腰痛を治してもらったアリスベルにベタ惚れする。

頭が悪いわけじゃないんだけど、アリスベルが好きすぎてつい発想が飛躍するため、若干ちょっとアホに見える。


腰痛さえなければ文句なしに世界最強。

魔王などの特殊なラスボス級以外は基本的に瞬殺します。


神話の時代より蘇った超越魔竜イビルナークを死闘の末に倒し、再び世界を救ってみせた。


ちなみにアリスベルが「おにーさん」と呼び、フィオナは「勇者様」と呼ぶため「クロウ」という名前が本編で出てくることはほとんどない。

作者もたまに忘れて「レイジ」とか「リュージ」とか書いたりしてます。

元勇者パーティの仲間たちが登場して「クロウ」と呼んでくれたおかげで、終盤はかなり改善されたかと思います。


「クロウ」は源平合戦の英雄、源九郎義経から。

「アサミヤ」は名字を思いつかなかったので、母方の祖母の実家からとりました。


●アリスベル

メインヒロイン。

エルフ。

19歳。

可愛い系の美人。巨乳。

近所でも評判の凄腕整体師。通称『ゴッドハンド』。

クロウの腰痛を治したことで惚れられる。

優しくて明るい、普通の女の子。

そのためグイグイ来るクロウには振りまわされる苦労人なところも。

クロウのことは好きだけど、結婚となるとちょっとまだ勇気がないかも……的な。

しかし毎晩雰囲気に流されてクロウに様々なえっちなプレイをさせられている。


超越魔竜イビルナークと相討ちになったクロウを死の淵から呼び戻したことで、『神の息吹を吹き込む乙女』=『ゴッド・ブレス・ユー』の2つ名で呼ばれることもある。

『ユー』は『勇者』にかけてます。

最後は新国王クロウの王妃になりました。


●フィオナ=ノースウインド

セントフィリア王国・エルフ自治領東部管区・特務警護騎士団・第1軍団所属・討伐専任騎士・勇者担当特務騎士。

Bランクの騎士。

つまりエルフの女騎士さん。

クール系美人ですごく真面目。

金髪巨乳。

力を使い過ぎて倒れたクロウの命を救うためにえっちした。

自分が弱いことにコンプレックスを感じていたが、クロウとともに戦う中で偉大な精霊の声が聞こえるようになり、精霊騎士となる。

最後は新国王クロウの第二王妃になりました。


●ダグラス=ブラフマン

SS+ランクの戦士。

クロウとともに勇者パーティの一員として魔王を討伐した歴戦の猛勇。

かつてクロウとともに勇者候補として修業した同門の士であったが、勇者を自分ではなくクロウが継いだことをずっと不満に思っていた。


クロウ追放後に『新勇者』を名乗って『新生勇者パーティ』を率いていたが、超越魔竜イビルナークによってパーティは全滅し、ダグラスも殺されてしまった。


●マリアンヌ=ミライト

勇者歓迎会でクロウとダンスを踊った、すさまじい巨乳をほこるエルフの淑女。

ミライト商会会長の娘。

まったくメインキャラでもなんでもなくわずか数行しか出番がないのに、作者のえこひいきによってフルネームを与えられ、その後も時々会話で登場し、さらには登場人物紹介にまで出てきちゃいました(;´・ω・)


●符術師リヨン

『符』と言われる、特殊な文字を書き込んだ紙を使って攻撃魔法を発動させて戦う妖艶な美女。

人間。

勇者パーティのメンバーでSSランク。

少し口が悪いが実は仲間思い。

いわゆるツンデレなのだが、ツンが多すぎてクロウには全く伝わっていない。

天才系ではなく努力系の理論派。

クロウのためなら1枚数時間かけて作った貴重な符も、惜しげもなく連発するのだが、つい文句を言いながらになってしまうので、そのラブがクロウに伝わることはない。

天才肌のストラスブールの「ふぉっふぉっふぉ、別にたいしたことはしとらんのじゃよ」的な言動に「これが大したことじゃなかったら何がたいしたことなのよ!?」とよく噛みついている。


●大仙人ストラスブール

1000年の長きを生きるエルフの大仙人。

勇者パーティのメンバーでSSランク。

「失せ物探し」から「時間の流れを遅くする」まで千差万別の様々な術を使いこなし、また強力な防御結界を張って仲間を守る結界術士。

「ふぉっふぉっふぉ」といつもヘンテコな笑い方をする。

生粋の天才肌で、高度な術の数々を理論抜きで感性のみで使いこなす。

そのため理論派のリヨンにはよくキレられているが、それものらりくらいと受け流す懐の広いじいさんエルフ。


●先代勇者

クロウとダグラスの師匠。

戦闘も酒も超強い。

クロウに勇者と『破邪の聖剣』を継承した後は、僻地にあるホウライ山で静かに過ごしている。

ダグラスの虚栄心を見抜き、真なる勇者の心をもったクロウを次代の勇者とした。


●勇者スキル

・『勇者センサー』3キロ内の助けを呼ぶ声を聞く。

・『勇者スカウター』相手の戦闘力や位置を測る。

・『神速』100メートルを5秒かけずに走る。

・『聖なる加護』最強の勇者スキル。使うとSSSランクにまで戦闘力が跳ね上がる。

・『ジャスティス・ラグナロク・ブレイク』必殺技。相手は死ぬ。

・『破邪の神楽』儀式演武を行うことで勇者の力にかけられたリミッターを外す奥義。

・『テアモ・エトシ・モリアール(Te amo etsi moriar)』死んでもあなたを愛するという意味の、勇者が『破邪の聖剣』とともに受け継ぐ一子相伝の究極奥義。自らの命を代償にSSSSランクの超越パワーを顕現させる。

・『天地焼却セシ創世ノ黄金光レーヴァテイン・ブラスト』SSSSランクとなった勇者の超必殺技。核融合エネルギーを巨大なビームとして放つ。SSSSランクの相手であっても塵も残さず消し去る。



●キングウルフ

体長5,6メートルになる巨大な狼。

Aランク。

「S級バッファー」や「神龍の巫女」など他のいくつかの作品にも登場している『そこそこ強い設定の序盤のやられ役』。


●グレートタイガー

体長5,6メートルになる巨大な狼。

Aランク。

鋭い爪と獰猛な牙が武器。

名前の由来はゾイドの「サーベルタイガー」の強化型「グレートサーベル」から。


●ギガントグリズリー

体長7メートルを超える巨大な熊。

通常はAかA+ランクだが、超越魔竜イビルナークの影響を受けて一気にSSランクになった個体が多数登場。


●デスアントラー

体長10メートル近い、巨大で鋭利な角をもった獰猛な鹿。

角による一撃は軽くひっかけただけで人間を簡単に殺すほど。

A+ランク。

本編終盤では10体近い個体がSSランクとなって群れで襲ってきたが、リヨンの大爆発符術によって一撃で消し炭にされた。


●超越魔竜イビルナーク

神々を滅ぼし神話の時代に終わりをもたらした邪竜。

15メートルほどもある巨体。

SSSランクからSSSSランクへと超越進化する。

全てを塵と変える神滅の黒き炎「SSSSランク・ダークネス・ブレス」を放つ。

現代に復活したが、勇者クロウによって討伐された。

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