第15話

「うん、振ったよ。

だって、シンジってばゲームばっかやってて気に入らなかったんだもん」


「頭ん中、ゲーム中心で回ってるでしょ?

私が占める割合って、何パーセントくらい

あるの?」


割合を聞かれてもな...



「今も頭の中は、ゲームのレベル上げのこと

少し考えてたり?」


「いや、それは

今後は控えるつもりだし、その...

さっき、風呂場でのマヒロの半分くらいの

生まれたまんまの姿を見てしまったからして、、」


「少しは興奮した?」


「お、おう...」


「頭ん中、ちょいヤバめの妄想した?」


「う、うん...」


「じゃ、これから、その妄想、

現実にしてあげる!」


「ええー!?」


マヒロは満足げに頷くと。

パチリと電気を消した。


薄暗い中で。

マヒロがパジャマを脱ぎ捨てた。


この後のことは。


訳あって描かないけど。


俺とマヒロは大人の階段を登っちまった、

とだけ最後に書き残しておく。





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高嶺の花の美少女幼馴染に振られたんだが、 俺を庇って骨折したら一緒にお風呂に 入ることになった。→お世話係になれと言って 聞かない。え、俺に裸見せちゃっていいの!? 雲川はるさめ @yukibounokeitai

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