第14話

添い寝...


だけで済むかと思ったんだがな。


それだけでは終わらなかった。


俺はマヒロの奴に抱き枕にされ、さらに

服を脱がされた。


「おまえ、ちょ、何やってんの!?」


「え、準備...だよ?」


「な、なんの準備?」


「決まってんじゃん!一線を超える準備!」


「!?」


俺が驚いて逃げようとしたけど、

ダメだった。


「逃がさないからね!」


「ええー!」


「俺達、まだ高校生じゃんか!

速すぎるって!!」


大体な、


心の準備ってもんができてない。


こんな急に大人の階段のぼるなんて、

想定の範囲外だ!


「俺達の関係性は、幼馴染み!

そうだろ...?この前、俺のこと、振ったじゃん!」


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る