フィーネちゃんの過去が結構大変で、びっくりしました。
カートくんが怒ったり泣いたり、敬語じゃなくなる変化もすごいなと思いつつ……。
お互いに距離感がつかめなかったのですよね。
先に好きになっちゃったのはフィーネちゃんでしたか。
親の刷り込みってどこまでもつきまとうものだから、なかなか払拭するのは難しいですよねぇ。
母親だから余計にそうなのかもしれません。フィーネちゃん、解放される時がくるといいな……。
作者からの返信
カート君の感情を引き出していくフィーネ。こうやって気持ちを正直に出して、普通の少年らしくなっていく彼ですが。
フィーネにとってカートは、女の子っぽい見た目でライバルっぽくて、ピアとの生活の邪魔ものとしての邂逅でしたが、普通の同年代の男の子であるという意識を持った瞬間、すとんと落ちちゃってましたね。
ここまで読了しました。新キャラクターのフィーネちゃんが魅力的ですっかり虜になりました。
初登場から少しの間はマイナスイメージが強かったですが、彼女の内面を知るごとに好感をどんどん持ちました。MACKさんのキャラ構成に脱帽です。
何よりカート君との関係がたまらない! 最初は険悪ムード全快、フィーネちゃんが取り返しのつかないことをしてしまい、あの優しいカート君が見放したときには私も緊張してしまいました。
ゆっくりと距離を縮める二人の物語にドキドキです、これからも追っていきます!
作者からの返信
一気にたくさんお読みくださりありがとうございます。
少年少女の距離感は、二人の成長にあわせて変化します。カート君の感情の大きな揺らぎがこの作品の中でキーになっている部分でもあります。
恋心もまた人を成長させる要素でもあり、縛る要素でもあり。
引き続き追いかけていただけたら嬉しいです!
フィーネさん、いったん好き!となるとカートの好みの料理を学んだり研究熱心じゃないですか!
それにしても、親の呪縛ってなかなかやっかいなものですよね!例えば結婚相手にしても、相手がこんな職業はダメとか○○人はダメとか、そういう事現実にありますもんね!
カートの気持ちは今後どうなるか分かりませんが、フィーネにはともかく母親の呪縛を断ち切ってほしいですね。
作者からの返信
街を案内してもらっても聞いてないようでいたのに、実はしっかり聞いていたという。
母一人、子一人の状態で育っていたので、彼女にとって母親というのは絶対の存在なんですよね。小さい頃から刷り込まれた事を、意思の力で振り切るのはなかなか難しい事かと思います。
ただ彼女は強い子なので。どうするかさえわかればという所でしょうか。
いつも読みに来てくださりありがとうございます!
婚約者(ピアさん)本人が「好きにしていい」と明言してくれててさえ、自分の心が自由な恋を許してくれない。でもわかります、カートもそうでしたが、母親の願いって子供にはとんでもなく強く働きかけますもんね。
しかも、今のところはまだ片想い。片想いは本当つらくて、死ぬかもって思うくらい苦しいですから……(ノ_<)
作者からの返信
親からの刷り込み、そしてそのレールの道しか彼女は知らないというのが。道を外れてもいいと言われても、そんな簡単に外れる事はできず。
でも彼女は結婚という義務と、好きという感情の行先がピアではないという事には気づいたのかも。
好きな人が目の前にいるのに、その人はこちらを見てくれないっていうのは、なかなかきつそうです。一緒に暮らしている事もあって、彼女にとってはかなりきついかもです。
親の”いと”がフィーネさんに絡みついていて、それをどうしても断ち切れていないのが悲しいですね。
カートくんに対しての好意は自覚しているのに。
ここでも、前話のテーマが流れている……。
作者からの返信
同じテーマで、前回は社会全体、今回は人にスポットをあててお送りしております。
フィーネの心はどんどん変化しておりますが、まだ意図から逃れるにはいたっていないところ・・・。
それぞれが寄り添って一歩進めた感はありますが、圧倒的にカートの徳が高すぎて。。
本当に、どうしてこんな良い子なのでしょう。
幸せになってくれーと願ってやみません。
少し距離が近づいた気がするのに、余計に絡まってしまったような気もします。
余談ですが、第1章がなかなかグサリときて、こんなにアーノルドが恋しくなるとは思いませんでした(笑)
作者からの返信
なんか色々すみません!
カート君は自分が折れれば場が収まる、という場面になると、自分が折れる方に舵を切ってしまう子。それは確かに良い子の姿なのですが、それでいいのか?というのがピアの心配の最大要素です。でももうこれは、カート君のアイデンティティの一つでもあるので、彼がこういう子であるという前提で、ピアは彼を守っていこうとするのですが…。
心の清涼剤アーノルド君は、今作でも癒し要員としてやたら登場します。しかも大活躍しますので、彼の登場までなんとか踏ん張って読んでいただけると嬉しいです…無理しない程度に!
前作に比べると、現代的な恋愛の印象を受けますね。少年たちのことだからなのでしょうが、よく考えればカートの恋というのは、前作では全くと言っていいほどなかったものですよね。少女のほうはともかく、この性格の少年が恋愛に向き合うときが来るのかというのは、ちょっと面白いです。
作者からの返信
前作に引き続き読んでくださりありがとうございます(∩´∀`)∩ウレシイ!
彼は感情を抑えるように躾けられ育てられた過去というものがあり、前作では最後に声を上げて泣く事ができた、というところまで感情を出せるようになっていたのですが、今作ではより年頃の少年らしくなりそうです。その中に初恋も含まれて来るかも、と言った感じで。
前作とは今回は伝えたいテーマが少し異なっている点で、作品の方向性が違って見えるのかも。
カート君(とフィーネもついでに)の心の成長を、見守っていただけたらと思います。
お邪魔しております!
いやぁ~、前作に引き続き面白いですね。
続編を読むことができて胸が高鳴っております!
カートさんは相変わらずお優しい!
序盤の方で私はだいぶフィーネさんにイライラしてしまっていたのですが、圧倒的包容力でしたよ。尊敬します。
しかし、フィーネさんも彼女なりに素直になれない理由があったと分かり、もだもだしております。
純粋な恋の気持ちですねぇ。見ているとハラハラします。
今後の展開も楽しみにしております。またお邪魔しますね。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます(∩´∀`)∩
フィーネちゃんは物語に波紋を最初に投げかける子なので設定が重めですが、本当の根は良い子です。カート君の感情を一番引き出す感じになりますでしょうか。
徹底的に躾られたカート君と、放置されて育ってしまったフィーネちゃんは、対極なのでお互い足りないものが補い合える可能性を秘めていたりも。
二人の関係も今後どんどん変化していきますので、お時間があるときにでも引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです。
星まで下さり、ありがとうございます!(∩´∀`)∩
こんにちは。
カートくん優しいなあ……。生来の気質と気ぃつかいなところもあるのでしょうが、よほど育ての親御さんがしっかりしていらしたのかなあと。その辺りもいつか読んでみたい気がします。
フィーネちゃんは、こう一気に恋に傾くところが年頃のお嬢さん、という気がするのと同時に、優しくされたり愛されたりすることに飢えていることが大きいのかな、と思うと切ないですね……。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
カート君の優しさスキルはMAXに振り切れていまして。でも彼のこの優しさは、ピアが心配していたように、問題を引き起こしてしまうほど、過ぎたる優しさなんですよね…。
フィーネは本当に愛情に飢えています。そして得た物を失う事に恐怖を持っているので、それも今後、事件を引き起こしてしまうかも。
キャラの深いところまで読み取ってくださり、ありがとうございます・・・!
フィーネすごい。
良い感情も悪い感情も表にさらけ出してますね。子供っぽいといえばそれまでですが、過去を思えばひねくれてもおかしくないのに、純粋さをたもっていれるなんて!
内に秘めるカートと対照的ですが、純粋さは同じだから意外とお似合いかもですね。
続き楽しみです。
作者からの返信
前作へのレビューありがとうございました!2の方も続けて読みに来てくださりありがとうございます。
感情を我慢する事を叩きこまれたカートと、そういう事を一切教えられず育ったフィーネ。トラブルありの出会いから二人の関係はどうなっていくのか、ぜひ見届けていただけたらと思います。
なお、読了者からは軒並み「ヒロインはカート」と言われております(静かに死んでいく作者)。