5:人柄と作品の関係

 3年間レビュー師(作品紹介)をやってきて思ったこと。

 人柄の良い人は、やはり作品も素敵であること。


 伝えたいことがしっかりしていて、メッセージも強く感じる。

 読まれたいというのではなく”伝えたい”という気持ちが強い。

 巧さには個人差があるけれど、心に響く作品が書ける。

 それは人柄によるものだと思う。


 そして自信がないあなたにも、俺はレビューを書いてあげたいなと思う。

 自分が大事に書いているものだから、貶されたら悲しい。

 自信がなくて、読みます企画にも参加できない。そういう人は沢山いると思う。

 そんなあなたの作品を、是非俺に預けてみませんか?

 約1500人もいる中から、あなたを見つけてあげることは難しい。

 俺にも限界があります。


 先日、お声かけをさせていただいた方はどちらも自信なさげな方でした。巧い下手というのは問題ではない。問題は、雑か丁寧かです。一所懸命何かを伝えようとしているのであれば、必ず刺さるものはある。


 俺が書き辛いなと思うのは完璧な人です。

 逆に個性を感じないから。


 自信がない人ほど、レビュー後変わります。そういう方を何人も見てきました。

 俺は怖い人ですか?

 確かに、あらすじが下手くそな人に指摘をしたことあるけれど、それはもったいないから。別に貶しているわけではない。

 

以前、レビューなどで貶されて辛い思いをした方。トラウマがある方などは、一度俺の書くレビューがどんなものであるか見て欲しいなと思います。


 読み解けなくて分からないから面白さを感じないのは、その人の知識が足りないからです。もちろん、作中で足すべき説明はあると思う。


 指摘にも、仕方がある。

 単なる辛らつな言葉を向けるのは、評価でも評論でもありません。それは暴言だ。指摘というのは、理由を添えて相手が納得するように丁寧に伝えるものをいう。押し付けもまた違う。指摘をしたうえで、相手がどうするのかは自由。


 何が言いたいのかと言えば、ツイートだけではそういう辛い思いをした人は探せないし、そちらから声をかけてくださいねという事です。

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