#23 「だねえ。白金貨とかもらっちゃうと二十三話目がおかしくなる」

 王都帰還から二週間がたった。外は雨。三日前から降り始め、リンゼに尋ねてくるエルゼに伝える。


「金属製以外で」


 残念そうに肩を小さくしている。



「うー拙者、ここに来るまでに、公爵様がとんでもないことを言い出し、軽く食い付く。獣人と言うよりは絵文字に近づくにつれ、その攻撃で奴につけることが出来たのは白髪と立派な髭をたくわえた紳士だった。しかし、君は特別にワシが呼んだんじゃよ、えーっと一番近いのはこっちじゃから。おっと最後に蓋をした容器にリンゼが簡単に説明する。いい防具を入手できた。


 頭を下げてきた。それより冬夜さん! 次のノーランの町を素通りし、アマネスクの町リフレットまで三時間ほど揺られた。なんだよ、それ以上のものがない。最後のプレゼントじゃ」


「残念ながら、心の片隅で「あ、金属製以外ですか?」





「ゲート」



「「サーチ」の店主、バラルさんに一セット渡す。ロールケーキと駒を並べ立てた人差し指と中指に光の槍が真っ直ぐ延びるその先は闇で覆う。あとでみんなの食事代にしようと決めた。まさか生きているのか、お前さんは人格が出来とるのう」


「しかし、どうするかな。自分を中心にして何か困っている。歩いてみてわかったが、人間以外のいろんな人種がいることにあらためて驚く。


 リフレットの町か。そんなものしか手に取り出した防具屋があった場所に立った。アルマより年上で大人っぽいけど。凛とした顔でこちらを見てみたくて」



 鉱物や木製品の形状を造り変える「モデリング」は攻撃魔法反射の付与が施されておりますが、少々問題がありまして」


「え? 絶対に嫌」


「おお、繋がった、繋がった。受付を済ましたエルゼがつぶやく。まあ、と」



 こちらの世界には首がないのだから。




「こういった仕事は信頼が一番ですから。東通りの「ベルクト」には熱くありませんから。で、銀貨でチップを払って店を出そうかと考えてくれと頼まれた。今度は全く見えない。じっとりとした湿気が漂い、コオロギはそれを受け取ると自分の再生能力にいえ、6つも属性を確認してみるが、確かに一理ある。「財宝」では、始めます」


「行くとこだったので」


 アエルさんの店に入った箱を出た。おそらく地下の遺跡とか?」








「ちょっとまってて下さい」


 雲がゆっくりと流れ落ちた瓦礫の下から? わ、わかりました!」


「え? 普通に考えて使えないだろう。さてどうしたものか。ちょっと無理かなあ。待ちくたびれて、ソファでスゥがものすごく数が少なく感じちゃうのは悪い傾向よね」


 その新作が今日から売り出す。王都が見えた。


「僕らでよければ」


「風よ来たれ、大いなる氷塊、アイスロック!」



 来る!


「魔力? ものすごい嫌な顔してるけど。にして肩を小さくしている。


 しかし、その色の者が討伐、しかししばらくするとまた魔物たちが住み着くと、そこには煌びやかな輝きを放つ半透明のその生物は結晶生命体とでもなったらたまらない。後ろはポニーテールに結わえられて、その場所がっ、でも出そう」


「しぶといな! バニラアイス、使えます。水属性の魔法を発動させた。



「マルチプル!」


「罪ほろぼしにせめて何かさせてくれんか。ある程度のことだったか。ものすごく太ってしまいますよ。一日おきにしておきなさい」


「それではなにか、なにかできないかとアエルさんと話していたとき、中の容器を取り引き出す物体での攻撃で奴につけることが出来た。すぐにゲートは閉じ、目の前から歩いていると、突然内ポケットのスマホな、マップとか?」



キィィィィィィィィィン!


「それで、これが例のメダルを見ながら、水晶の魔物についてもなにか書いてもらおう。


 どうやらお気に入れてからじっくりと鎧を眺めている。



 ふと、思わす口篭る。


「リンゼなんて書いてもらおう。


 けっこうあるなあ。初めてのギルド登録初討伐を祝う。


「だねえ。白金貨とかもらっちゃうと金銭感覚がおかしくなる」



 まずは赤い球が光り輝く雲海。どこまでも雲の上に浮かび上がる。痛みはない。傘自体はあるのだが、僕たちは事後処理を公爵に任せて屋敷を辞した。




「お姉ちゃんの身体強化もこの属性です。その間髭の紳士と僕はバニラアイスの作り出されることになってもおそらく勝てると思う。あの場にアエルさんはそう言ってザナックさんは、お腹すいた。


 やがて崩れ落ちた瓦礫の跡地の手前まで来た」



 連れ立ってマップに従い、脇腹を拳で抉る。スマホを見ながら、アエルさんがさっそく自分で一から作ってもらった。宿屋のドランさんだった。ルールを教えると、僕は望月冬夜。冬夜が名前で望月が家名でござる」


 さすがに15で死ぬとは思っていたが、いつまでたっても水晶の魔物についてもなにか書いてもらった。宿屋の裏庭、おそらく即死、良くて腕一本無くすってところだろう。


「また将棋ですか?」


 リンゼは再び氷塊を落とさん限りはな」


 リンゼが簡単に説明する。どうやらここは昨日出かけた東の森らしい。惜しい。実物を見ながら、短い筒に入ろうと町中を散策していたところ、突然光の壁いっぱいに描かれた、何か問題がないことを確認って広いな。さすが双子。



 まず、駒の動かし方ですね。これは「歩」と僕は袋から計四つの白いバニラアイスって知りません?」





「はあ」


「あまり現実感が無かったら?」



 僕が行く。そこには煌びやかな輝きを放つ。


 僕から距離を取り掛かる。僕も買いたいものがあったし。



「そりゃあ、まあ」




 魔石から光の槍に、首無し騎士の脇腹を失い、そして無色透明。


「承知!」


「さて、マップのアプリを起動させ、将棋盤と駒を並べていく。度胸あるなあ。


 一番は元の世界なのだ。それでもいいなら」



 そして職員さんにザナックさんにもらったカードを手渡し、依頼完了の報告。


「はい」



 ドカァッ! 全属性の適性を持ち、つぶやいてみる。僕が城壁を回り込む。思い浮かべたものに造り変える造形術だが、使えますが、他の4つである。活用してくれ』



「何だ?」


「ねー」



 僕が行ったとき、自分の再生能力にいえ、何か試してみるか。


『マップで確認しながら検索結果を答える。あれはお主たちが悪い。だいたい半径五十メートルくらい。壁と思ったが、防具はここにあります?」


「いらっしゃいー」


 神様」のテストに作ってみたのだ。白い箱を出した。まさかと思うが、国王様までハマらないだろうなー。帰ったら何か無属性の魔法って使える3つの属性がわからない。お世話になった。そのまま続けざまに二、三人投げ飛ばしていった。あ、でもこれも僕に、恥ずかしながら路銀を落とさん。耳や尻尾も心なしか力なく垂れ下がっていく。ド素人の僕にもそれぐらいはわかる。


「わかった」


「なんなの、これ」






 魔法が乗ってはいるのだろうが。






 そう言うとエルゼはそれをしゃがんで躱し、受付に持っていることがわかった。ガラスだろうか。





「私もお姉ちゃんの身体強化もこの属性です」


「ねー」


 しれっとついた嘘にあっさりと公爵は騙された。えーっとももちづき」



 リンゼの氷がそれを後悔するのに魔力を吸収し、テーブルの上で切って顔をしつつも、それー。将棋ですか? ものすごい困った顔をしているそうで、今日もその会合に出かける。柔らかな光に包まれて、じわじわと肩の傷口が塞がっていった。あ、言葉が通じる」と判断できるものだったので。どうしたのかな、と言ってるんでござるかエルゼ殿! わらわも!」


 我ながらなんとも貧相な発想だ。そしてそこで君のスマホを取った。


「ありがとうございます」


 しかし、どうするかな。自分は機動力を重視するので、リンゼの言う通り斑模様の犀です」


 公爵が将棋盤と駒を並べていく。まるで水の属性を使いたくても使っていたと思われます。吸収、蓄積、放出。魔石の特徴は魔力なんてものが近づくにつれ、その次に緑の魔石を持ち出すことにした。そろそろお昼だし。


「え? リフレットの町に着く、とりあえず道なりに進めば問題なく町に着いたとして、それから全員バニラアイスを頼む!」


 何回かギルドの依頼はいろいろある。魔獣討伐から、採取、調査、変わったところだと子守りなんてのもあった。


 ギルドの依頼を受けようとしたが、リンゼがポーチから魔石を取り、果てが見えてきた。


 ボロボロになった鎧の中に鈍く光る赤い球が核になってたのだ。

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ラノベ自動生成なんてまるで将棋だな 谷越 @tanigosi

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