帝都では「最後に一目会いたかった」院長先生。
「会えなくて良かったかも…」と思うようになった最中、ピスカータ村でまさかの再会…!
院長先生があまりにも絶妙なタイミングで待ち構えており、読者もヒヤッとした気分を味わえて面白かったです。
怒られそうな、何とも不穏な雰囲気がたまりませんね(笑)。
「命を大切にしなさい」
↑レッシバル達の時代では難しそうですが、彼らのやりとりを見ていて、ふと思いました。
誰かにうんと大切にされれば、やはり自分達もどうにかして、誰かを大切にしてあげたくなるのですよね。
産みの親や育ての親から受け継いだ想いは、大切な子供達へ……。
納得行かないことばかりでしょうけれど、全て察して応援してくれる院長先生の気持ちが、痛いほど伝わって来ました。
どうか、みんなの努力が身を結びますように。
続きを楽しみにしています!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
やっと書けた……
院長の叫び「無敵艦隊に挑む!? 親に~」はキャッチコピーにしていたので、このシーンだけは本作構想段階から頭に浮かんでいました。
叫ばせることができてホッとしております(*´ω`*)
さて、この作品世界において無敵艦隊と戦うということは死を意味しています。
絶望しかありません。
院長先生に言われるまでもなく、本当は逃げたい……
でも絶望に立ち向かわなければならないとしたら、どんな理由が考えられるでしょう?
逃げたらブレシア人が攫われて模神が動き出してしまう。
そうなったら世界のどこにいてもおしまいです。
だから先制攻撃を仕掛けに行き、そんな未来を予防する。
う~ん……ちょっと弱い気がします。
もっと積極的な理由がほしい。
で、考えたのが子供たちの夢でした。
未来の子供たちという曖昧な相手のためではありません。
かつての自分たちと同じ孤児の夢です。
孤児たちの夢を守るため、悪の巨人を倒す竜将レッシバル!
……胸熱です(`・ω・´)ゞ
次話もお楽しみに。
親心はありがたいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
院長先生は模神のことを知りません。
なのでどうしてレッシバルたちが遠征軍と戦おうとするのかわかりません。
だから純粋に危ない行いを止めに来たのです。
まさに親心でした。
実は模神が動き出したら世界中どこにも逃げ場はないのですが…
レッシバル側と院長の認識のズレを意識して書きました。
次話もお楽しみに。