書かれる作者様には説明が難しいシーンだと思うのですが、読者側はすごく読みやすくて、頭にスッと内容が入ってきました。
…さすがです!
フェイエルム大使が察しの良い人で、良かったです(^◇^;)
大人の会談といえど、やはり人間同士なんですね。
それぞれの思惑がバチバチぶつかってしまう。
知らず知らずのうちに粗が露見され、これではリーベルが窮地に立たされるのは時間な問題か?!ハラハラします。
リーベルの政治家たちが賢者達の杖計画について、どこまでを知っているのかについても、興味深いですね。
リアルでも爺さんの爺さんがしてきたことを、孫の孫までが政治的な理由でほじくり返すシーンを良くお見かけしますので、うんうん、本当にその通り!と頷いてしまいました。
トライシオスさん、お疲れ様でした。
ファイトです!
続きを楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
読みやすいと言っていただけてとても嬉しいです。
リーベルと連邦の主張が相容れないのは予定通りでした。
そこでフェイエルムがどちらに付くかで、会談の流れが変わっていくのですが……
リーベルはフェイエルムを舐めすぎました。
単純な国力の比較ではリーベルが上ですが、フェイエルムは西側同盟の盟主です。
弱小国ではありません。
疑問に対しては誠実に答えるべきでした。
悪いことはするべきではありませんね。
説明に困ってしまいます。
リーベルの重臣たちが杖計画をどこまで知っているか?
うーん……
いずれその部分にも触れようと思っています。
もう少しお待ちください。
大体の筋はできているのですが、矛盾がないように整えているところです(笑)
〈爺さんの爺さん……〉は自分なりの歴史を学ぶことの意義みたいな奴を書いてみました。
大昔の年号と事件名だけ暗記していても一体それが何になるのだろうと学生の頃から考えていました。
で、何かを読んだり、誰かの話を総合して出た結論が未来予測でした。
共感していただけてガッツポーズを取ってしまいました(笑)
駆け引きはまだ続きます。
次話もお楽しみに。
よほどの弱みが無ければ、自国領海に他国艦艇の自由航行なんて認めませんよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。
その通りです。
まるで属国のような扱いです。
ところが作中世界では、これを認めさせられている国が結構あるのです。
本心では認めたくないですが、逆らえば魔法艦隊がやってくるので……
リーベルにとって交渉とは——
自由航行権を認めるか。
叩きのめして許可を取る必要がなくなってから自由に航行するか。
どちらにするかを選択させることでした。
そしていまは〈老人たち〉も舐めています。
執政自らウェンドアへ出向いてきたということは、ついに折れたのだと解釈しています。
本当はレッシバルたちの時間稼ぎに来ているだけなのですが……
トライシオスが隠し持つ〈短剣〉に気付かないリーベルには暗い未来が待っています。
次話もお楽しみに。