如何にも男の悲哀という感じですね。
全然素直じゃない。
きっと一言謝罪しにいけば、奥さんも娘さんも戻ってくるに違いないのでしょうに……。
とはいえ、過ちを犯してしまった自分が恥ずかしくて、合わせる顔がないというのも解るような気がします。
昔気質の男性の哀愁を描きつつ、いつかを願ってしまいそうな素晴らしいお話でした。
作者からの返信
森陰さん、ありがとうございます。
基本的に自分自身に対して「恥ずかしい」とか「情けない」とかに思考がセットされている人っていると思うんですね。男であると女であるとに限らず。
ちょっとボタンを掛け違ってしまうと、なかなか元に戻れないっていうか、そういう空気感が出てればよかったのですが、どうでしょう。
ちょっと!! 主人公、玉子焼き焼いてないで、奥さん迎えにいけよ……
って思ったんですが、この主人公そんなことできない男なんですね。
もう男の哀愁やら意地っ張りなところや、融通がきかないとことかがぜんぶ、卵焼きのTwitterに凝縮されていて。なんか男の行動として、納得できないんだけど、この主人公ならこうするなって思えてしまった。
これが、人を表現するということでしょうね。
わたしが無茶ぶりした龍馬も、きれいにものがたりの中に入ってました。
幕末のヒーロー龍馬になぞらえて、妻と娘から慕われたいって……
それそのままTwitterでつぶやきましょうよ(笑)
ごめん、あなたのことかわいそうな男と思った私をお許しください。
さあ、奥さんと娘さんは主人公の元に帰って来たのでしょうか?
そこはちょっと気になります(笑)
作者からの返信
澄田さん、お題をいただきありがとうございました。「龍馬」は難しかったです。
固有名詞を別の意味で使ってしまうと反則になってしまう(?)ような気がして。龍馬を入れるとどうしても幕末臭がしてしまう(笑)
難しかったですけど、楽しめました。いいですね、お題を出してもらうの。またやります!
……作中の奥さんと娘さんがどうなった? そりゃあ情けない男次第なんですけどね(爆)
かわいそうと思われても、龍馬のように慕われたかったお父さん。
情けないやらなんやら(笑) そりゃ龍馬にはなれませんって。
でも、素敵なお話でした。
とりあえず、ご飯を作ってくれる人にケチつけていいと思うのはやめましょう? ねっ。
作者からの返信
男というものは、みな情けないものなのです。どこの部分がどう残念なのかが少しずつ違うだけ。
なかには、作ってもらったにもかかわらず、ご飯に文句をつけて平気な男もいるのです。そんな人に限って、じぶんが残念な人なことに無自覚だったりして(笑)
コメントありがとうございます。