夢の扉を開けるのは小さな勇気の鍵

「決断を延ばせ」「身近な人を頼れ」「専門家を頼れ」「自己否定をどうにかして措いておけ」と先延ばしや考えないようにするのが一般的である。
それでも解決しないことは、世の中に存在する。
最後はやはり、自分を助けるのは自分。
そのことを、本作品は改めて思い出させてくれる。

絵の具が良い使い方をしている。

磔にされているのは、幼い自分、インナーチャイルド。
親の育て方のせいで十分成長できなかった人は、自分自身が自分の親になることで、子供の頃に理解できなかったこともすぐに身につき、成長できる。
その第一歩を踏み出す、そんな話だ。