文章量

 ここでの文章量というは物語全体の文字数ではありません。一エピソードの文字数のことです。


 一エピソード文章量はいろんな方が二千~三千文字くらいがちょうどいいと言っています。僕も読んでいるとそのくらいがベストかなと思っています。


 WEB小説は手軽に読めるというのが長所のひとつです。通勤や通学で電車に乗っているときとか、待ち合わせ場所に早く着いたときとか、時間が空いたときにサクッと読めたりします。


 一エピソードの文章量が多いと、空いた時間で読み切れません。急いで読まないといけないのでちょっとしんどい。手軽に読むには二千~三千文字がちょうどいい文字数です。


 それから、紙に印刷された文字を読むよりも、PCのモニター上、あるいはスマホの画面で文字を読むほうが単純に疲れます。一ページに一万字とかあると、心理的にしんどいんですよね。画面から文字の圧力がすごくて、読むのいや、ってなることがあります(僕も初心者のときに文字数を無視して公開してますけど)。文字数が多いのはWEB小説では好まれません。


 では、少なければ少ないほうがいいのかと言えば、そうではないです。文章量が少ないと細切れ感が出るんですよ。たとえば千文字くらいで細切れに更新されると、なぜか内容が記憶に残りにくくなります。短いほうが残りそうなもんですが、少なくとも僕は記憶に残らなくなります。だから、頭の中で物語が一本に繋がらなくなり、おもしろさが半減してしまいます。


 以上の理由で、多すぎず少なすぎずの、二千~三千文字あたりがちょうどいいかなと思っています。もちろん、その文字数が絶対ってことではありませんし、切りのいいところってあるはずです。二千~三千文字を目安に、切りのいいところで、一エピソードを終えるのがいいと思います。


 ちなみに、このエピソードは二千~三千文字にまったく達していませんけど。笑



<続く>





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