『極楽温泉』

やましん(テンパー)

『極楽温泉』


ねこママ


 『やましんさん、新しい、事業にゃん。ぜひ、行ってみて。はい、無料招待券にゃん。』



やましんさん


 『なになに、極楽温泉開場。広い広い湯船。充実したサービス。まさに、天国的露天風呂。あらゆる、動物さん歓迎。温泉内の補食、共食いや、けんかは、禁止されます。この世の最後の楽園登場‼️』…………


 『なんだこりゃ。ちょっと、想像したくないな。だいたい、どこにあるの?』


 

ねこママ


 『じつは、例の時間通路を応用して、10000年後の、とある、管理人さんと契約したにゃん。10000年後には、お米がないから、こちらから、お米を輸出するにゃん。で、温泉以外には入らない条件で、夕方から、夜中12時まで、入湯オッケーにしたにゃ。ま、なんせ、このあたりは、再び🌋活動がさかんに、なってるにゃ。迫力満点。体に良くて、とくに、人間も、神経痛、リューマチに、最高。にゃんにも、効くにゃ。ごきも元気になり、ちゅうも、ぴんぴんになる。』



やましんさん


 『いやあ、わるいけど、やめとく。帰れなくなったら困る。』



 ねこママから、宣伝があったのは、これ、一回だけでした。


 それから、しばらく、ねこママは、なぜか、店をお休みに、していました。



 あとから、はとさぶろが、教えてくれたところでは……………



はとさぶろ


 『なんでも、初日に、温泉のど真ん中で、噴火したんだと。ぽ。みんな、敬遠して、このあたりから入りに行ってたのは、ごき軍団が10ごきくらいと、のらねこ組合の、8にゃんこ、あと、引率のねこママ。まあ、なんとか、全員生きて帰れたみたいだな、ぽ。多少、捻挫とか、したのも、いたらしい。ぽ。』



やましんさん


『それで、お店、休んだんだ。』



はとさぶろ


『ぽ。やましんさん、行かなくて良かった。時間通路が、爆発後、すぐに、緊急閉鎖されたらしいから、小さいの以外は、たとえば、人間とかは、カラダが通らなくて、帰れなくなったか、それか、半分ちぎれたか。ぽ。』



やましんさん


『ぞ〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️。』



 ねこママは、それから、しばらく、おとなしかったのです。



  ・・・・・・・・・・・・・・ 😸



 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『極楽温泉』 やましん(テンパー) @yamashin-2

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る