サヨエルの街にて
人物紹介②
「警察病院にて」までに登場した人物の紹介です。その関係上、「警察病院にて」までのネタバレが含まれるのでご注意ください。
◎警察関係者
〇タナリオ・ルゥ
ラバン警視庁刑事部対
手のひらで触れた「大切なもの」をしまい、それをどこかに出す能力を有する。なお、しまえるのは物体だけでなく人間も含まれ、またしまったものを現実だけでなく夢の中に出すことも可能である。ただし、大きいものほどしまうのに時間がかかる。
〇アゲンバ・ラオ
ラバン警視庁刑事部対REDS犯罪課第1班の班長である、包帯を頭に巻いた
自身や自身と親しい者に対して3回同じ攻撃をした人物の意識を奪う能力を有する(曰く「仏の顔も3度まで」)。この能力は、アゲンバが対象の姿を見ていなくても発動する。
〇ナネロ・アラヴァイカン
ラバン警視庁刑事部対REDS犯罪課第1班に所属する、警察官の
魔法少女の服装に「変身」する能力を持つ。
〇エスマナフ・カフ
ラバン警視庁刑事部対REDS犯罪課第1班に所属する、警察官の
左目の部分にある口を認識した対象の記憶を奪う能力を有する。本人曰く、記憶を「食らい取っている」とのこと。
◎展望ラボ関係者
〇ヨール
展望ラボの元被験者である、銀髪の少年。「評価」は不明。
有効範囲内に、好きな大きさのシャボン玉を出現させる能力を有している。このシャボン玉は少なくとも人が入れるだけの大きさにすることができ、また物理的な刺激にも非常に強いようである。ただし、シャボン玉は透明のため光を通してしまう。
〇エリル・サクラム
展望ラボの元カウンセラーにして、現在の展望ラボ残党の指導者である
能力の詳細は不明だが、対象を内側から破裂させたり、上空を滑空するかのように飛んでいくことができる。また瞬間移動も可能であり、この時周囲には暴風が吹く。
〇タマヅ
ヨールと同年代に見える、異常な眼力の少年。白いコートを羽織っており、また腰には刀を携えている。エリルの側近であり、エリルのことを「先生」と呼んでいる。
〇キエラ
リュビカ特殊刑務所に収監されていた
〇アユゴ
展望ラボの元被験者である
特殊なワードサラダを発することができ、このワードサラダを聞いた人物の思考に干渉し、最終的に頭を破裂させる能力を有すると思われる。このワードサラダは自身が発したものだけでなく、自身のワードサラダを聞いた人物が発したものも含まれる。また、アユゴの意思によって「ワードサラダが感染しない人物」を作ることができるようである。
〇ゲビドア
展望ラボの元被験者である
広大な範囲に特殊な白い霧を発生させ、霧の向こうを想像した人間の恐怖を具現化させることができる能力を有する。具現化された恐怖は自律的に行動することが可能であり、また基本的には不死である。ただし、攻撃を受ければ一時的ながらダメージも負うし、場合によっては気絶もする。
〇ノーマン
帽子を被っている、絶えず奇言や奇行を連発する男。
〇シカキナ
読書が趣味で、腕が4本ある女。
〇サヴィール
長身の男。展望ラボの元被験者であり、
〇オンライン通話の男
展望ラボでの会議にオンラインで参加していた男。会議自体を面倒臭がっていた。
〇カバドゥラ
ヨールと同じく、展望ラボから逃走中の元被験者。「評価」は2位であり、アユゴに次ぐ実力者とされる。現在、キエラを手に入れた展望ラボによって追われている。
〇アバガッロ
展望ラボの関係者とみられる人物。かつてのヨールの知り合いであり、ヨールを展望ラボに連れてきた張本人。ザニアとの銃撃戦の末、殺害された。
◎「クモ屋」関係者
〇ヘドル
ヨールを誘拐した3人組「クモ屋」のうちの1人である、アシンメトリーヘアで四白眼の
指先からレーザー(自称「
〇ガイリ
ヨールを誘拐した3人組「クモ屋」のうちの1人である、車椅子に乗って黒い髪を顔の前に垂らしている
車椅子を変形させ、自身ごと赤い車に変身する能力を有する。車へのダメージは、ある程度ガイリにも反映される。
〇マロー
ヨールを誘拐した3人組のうちの1人である、薄紫色のマッシュボブヘアの
視界内のものに触れることで、対象を見かけの大きさを保ったまま近づける能力を有する。これにより、対象は小さくなった状態でマローの側に転移することになる。
◎その他
〇野良の
タナリオを襲撃した
自身が生じさせた衝撃によって空間に亀裂を生じさせ、空間ごと物体を切断する能力を有する。なお、どの衝撃によって亀裂を生じさせるかは決められない模様。
〇ザニア・ラウマン
タナリオたちを襲撃した
「警察官になりたい」という「お兄ちゃん」の夢を元に、警察官になる能力を有していた。これには、所有する物品を警察官関連のものに変形させることや、自身を成人した警察官に偽装することも含まれる。
〇「闇医者」
ヘドルが言及していた医者であり、現在ヘドルたちが連れてきたマローの治療を行っている男。病院にいるにもかかわらず煙草を吸っており、手術室の煙検知器のスイッチを切っている。自身の病院に警察がやってきていることを不明な手段で感知したが、それでもマローの治療を優先した。アゲンバたちには非合法な医師であると推測されている。
ドリーマー達は歩きだす 漸近喪神 @zenkin-mogami
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