第六章 注釈集



☆ここでは【第六章】の注釈を一覧できるようにしました。

 用語を調べたい時などにご利用下さい。


※本項は作中の注釈を紹介しています。

 若干のネタバレを含む場合がありますのでご了承下さい。


 本項の情報の中で『(作中での設定)』とされている注釈は、作中での一九一九年七月時点のものとなります。

 それ以外の注釈はその限りではありません。



◆ 第六章 ◆



◇[註*HEROINEヒロインSUNSETサンセット=倉井 商会が煙草専売法以前に発売していた煙草(作中での設定)]


◇[註*大岡おおおか裁き=有名な町奉行、大岡おおおか 忠相ただすけの裁判にかこつけていわれる。

 公平、公正で人情を尊重した裁定の事だが、善く善く考えてみると判例無視と私情介入がいちじるしいともいえる……]


◇[註*薬味箪笥やくみだんす=漢方薬などを入れておく箪笥で、小型の引き出しがたくさん備え付けられている物]


◇[註*薬研やげん=薬材を粉末にする為に用いられる器具。

 正確には細長い舟形で中央がブイ字形にくぼんでいる器具の薬研と、握り手を兼ねた軸の付いている円盤状のき具である薬研車やげんぐるまからなる。

 別名『くすりおろし』とも呼ばれる]


◇[註*コルトM1911=アメリカ合衆国のコルト社が開発した自動拳銃。

 一九一一年にアメリカ軍が制式採用、一九八五年までの長期間その座にあった]


◇[註*ウィンチェスターM1912=アメリカ合衆国のウィンチェスター社が開発した散弾銃。

 一九一二年にアメリカ軍が正式採用し一九六三年まで使用され続けた、ポンプアクション式散弾銃の傑作]


◇[註*邪念水じゃねんすい=水を触媒にして邪念を浸透させた物。

 服用したり身体に振りかける事により、異形化の促進や、傷、病気の治癒が可能。

 定着している邪神や邪神眷属の系統により、効果的な成分は異なる。

 瑠璃家宮 派は海水を触媒として用いる場合が多い(作中での設定)]


◇[註*糸疣しゆう出糸突起しゅっしとっきとも呼ばれる。

 クモ類が持つ二ついから四対の小突起で、ここから糸を放出する。

 多くは腹部後端にあるが、中疣亜目ちゅうゆうあもくは腹部の下面中央に位置する]


◇[註*鋏角きょうかく=鋏角類の節足動物特有の器官。

 口の直前に配置される一対いっついの付属肢。

 しばしば『上顎うわあご』と表現される]


◇[註*鳴子なるこ=横板に数本の竹片、木片などをぶら下げて縄に掛け連ね、縄を引くと音が鳴るようにした農具。

 本来は防鳥用だが、木や欄間らんまなどに細紐ほそひもやピアノ線などを張り、何かが触れると音を出す仕掛けの一種も鳴子と呼ぶ。

 侵入者が引っ掛かると、『おのれ曲者くせもの! 出会であえ出会え~い!』となるアレ」


◇[註*納戸色なんどいろ=暗くくすんだ緑みの強い青色]


◇[註*ベタ基礎きそ=建築物の直下全面を板状の鉄筋コンクリートで構成して、建築物を面で支える基礎をいう。

 地震や湿気に強く、木造建築では非常に有効]


◇[註*小面こおもておと=小面は代表的な能面で、若い女性を表す。

 乙は醜女しこめを表す狂言面で、お多福やおかめの原形]


◇[註*玉藻前面たまものまえめん=能の演目〖殺生石せっしょうせき〗でのみ使用される面]



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