第六章 大昇〈食屍鬼(グール)〉前篇
幕間 その一
登場人物紹介ですよ!(宇部田)
◆
☆番組をご覧の皆さん、わたくし、前章で登場しました
今回は主に第六章に登場する方々のご紹介なんですが、この番組をご覧の皆さんだけに、オトクな情報をお届けする事が叶いました。
是非ともここで、今回だけのオトクな情報を仕入れて行って下さいね!
※本項は登場人物の紹介です。
若干のネタバレを含む場合がありますのでご了承下さい。
本項の情報は、作中の一九一九年七月時点のものです。
◆ 主な登場人物 ◆
◇
魔術結社
九頭竜会の最重要儀式に参加させられた事により、邪神勢力との戦いに巻き込まれて行く。
大学では伝承学を専攻していた事もあり、宗教儀式や古代文明に
好きな煙草の銘柄はゴールデンハット。
九頭竜会での儀式のさなか霊感が覚醒。
邪神復活阻止の為、比星 兄弟と共に邪神崇拝結社に立ち向かう。
又、帝都に迫り来る大災厄の回避も模索している。
人格が切り替わった際は『
☆この作品の主人公さんなんですが、とにかく見た目が地味です。
た、だ、し、なぜか瑠璃家宮 皇太子殿下の覚えが良く、
それに、比星の
でもね、今のところ目ぼしい邪霊は着いてないみたいなんですよね。
ホント、どういう事なんでしょうか……。
あ、そうそう。
今章では、彼の淡いラブロマンスを観られるようですよ。
あくまでも淡い、ですけどね。
◇
九頭竜会が行なった最重要儀式で生贄にされた少女。
儀式の末、邪神の
定着の影響により、肉体も人外のモノへと変容している。
比星 兄弟の策略により、その子宮には宮森 由来の授精卵を着床させられた。
☆言わずと知れた〈
今回はなんと、身重のお身体を
闘う妊婦さんである綾 様の雄姿を……って、綾 様は筋肉ゴリゴリのパワーキャラじゃないですけどね。
しかと目に焼き付けて下さい!
あと、お子の活躍もあります(小声)……。
◇
瑠璃家宮 派に属する魔術師で瑠璃家宮の側近。
頼子とは夫婦。
要人警護や対象監視の任務に就く事が多い。
表向きには、電気技師の職に就いている。
〈ショゴス〉との融合に成功しており、肉体を異形化させる事が可能。
戦闘の際にはそれが
〈父なるダゴン〉の邪霊を定着させており、〈
☆我ら瑠璃家宮 派の斬り込み隊長さん。
肉弾戦を一手に
でも心配ございません。
彼は大変強い再生能力を持っているのでメンテナンスフリー!
大変オトクな
◇
瑠璃家宮 派に属する魔術師で瑠璃家宮の側近。
益男とは夫婦。
夫の益男 同様、要人警護や対象監視の任務に就く事が多い。
現在は一応専業主婦。
益男と結婚する以前は看護婦をしており、今でもその手並みは衰えていない。
〈ショゴス〉との融合に成功しており、肉体を異形化させる事が可能。
戦闘の際にはそれが遺憾なく発揮される。
〈母なるハイドラ〉の邪霊を定着させており、〈
☆我ら瑠璃家宮 派の特攻隊長……って言うと、レディースみたいですね。
まあ、益男さんより気性が荒くて好戦的なんでその通りなんですけど。
一応主婦なので、掃除、洗濯、炊事、裁縫もこなせる多機能さん。
おまけに、〈
一家に
◇
五、六歳の子供の容姿をしているが、その精神と知能は大人並みに発達している。
魔術に限らず医学や生物学などの見識も深く、いわゆる天才である。
又、虹色の球体を
その正体は、太古から邪神を崇拝しその復活を画策して来た比星 一族の末裔。
邪神の中でも取り分け特別な一柱を
明日二郎とは双子で今日一郎は兄に当たる。
弟の明日二郎と共に召喚術の
実母を人質に取られており、仕方なく九頭竜会に協力していると宮森に打ち明けていたが、それは
彼の身体を
蒼顔の時の今日一郎は、普段とは雰囲気が異なるようだが……。
☆はい!
実は宮司殿の
皮膚や粘膜が蒼紫色になって呼吸困難になったりする病らしいのですが、実はこれ遺伝病なんです。
なぜ宮司殿がこの病を発症されたのかといいますと……ここでは申し上げられません!
これからのストーリーにご期待下さい!
◇
宮司(今日一郎)が異界から呼び込んだ異形の弟。
普段は
宮森の霊能力を覚醒させるべく、シショー役を買って出た。
兄の今日一郎を尊敬しており誇り高い性格。
食に関しては並々ならぬ
幻夢界では数々の
☆宮司殿の高性能弟君です。
た、だ、し、あまりに高性能な為か
それもなぜか、お兄様のお顔が蒼い時に限って……。
◇ 下宿の女将 ◇
宮森が居住している下宿の女将。
実は九頭竜会傘下の宗教団体会員で、常に宮森を監視している。
普通に気のいいおばちゃんだが、七年前に夫を亡くしている事もあってか宮森に迫る一幕も……。
☆宗教団体の、いわゆる養分さんです。
旦那さんが亡くなったのを機に、
このような情弱……いえ、迷える子羊を救う為に宗教団体はあるのですよ~。
洗脳して悪事を働かせているなんて決してありませんから~。
◇
倉井 財閥の創立者で九頭竜会の上級会員。
煙草王の二つ名を持つ。
倉井 商会を起こし煙草産業で財を築いたが、
大昇帝 派から
これから九頭竜会の
宮森 達は彼に目を付け、帝都脱出とその後の
☆今や懐かしの煙草王さんです。
倉井さんが大昇帝 派に睨まれる原因となった黒蓮の密輸。
実は、瑠璃家宮 派が
悪いのは私共なんですがね~、容赦なく切っちゃいました。
◇
帝都劇場付属技芸学校を卒業したての若い女優。
劇場売店の売り子をしながら女優の道を歩き始めた。
☆いわゆる美人顔ではありませんが、とっても可愛らしいお嬢さんです。
女優を目指されているようですが、トップを目指すとなるとね~。
代償が必要になります。
運と実力だけで渡って行けるほど芸能界は甘くありません。
あなた方が大好きな、あの俳優、モデル、アイドル歌手、ミュージシャン、お笑い芸人も、ピロービジネスに手を染めているかも知れませんよ……。
あ、そうそう。
上級国民の血筋でない限り、力のある宗教団体に所属しないとデビューしても仕事もらえませんから。
これは芸能界だけでなく、スポーツ界、小説・絵画などの芸術界、政財界も一緒です。
なんで著名人が宗教団体に所属しているのか、一度調べてみてはいかがでしょう。
◆ 前章までの粗筋 ◆
青森での結界奪取任務では、大昇帝 派の長である井高上 大吾 大佐と刃を交えた宮森 達。
井高上の圧倒的な力に敗れる寸前だったが、北極点にあるヴーアミタドレス山へと侵入した今日一郎 達の活躍で何とか痛み分けに終わった。
青森から帰った宮森は、帝都脱出計画を実現させる為の行動に移る。
その最中に訪れる淡く優しい時間に癒しを見出す宮森だったが、〈
この襲撃を発端にして、全てが狂い出した……。
◆
☆ではこれより、【第六章 大昇〈食屍鬼(グール)〉前篇】をお楽しみ下さいね。
第七章での登場人物紹介は蔵主 社長にバトンタッチしますので、第七章もお見逃しなく!
ああ、早く世界中にテレビジョンが普及しないかな~。
テレビジョンが普及した
◆
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