登場人物紹介と粗筋であります(西川少尉)
◆
☆読者の皆様、前章でヒドイ目に遭いまくった西川 少尉であります。
坂田 曹長からバトンを受け取り、残りの登場人物を紹介させて頂きます。
前章では、天芭中尉になめこ汁を飲まされて〘岩かじり〙なる菌類の
あぁ、母上から小遣いを減らされるの確定だ~。
※本項は登場人物の紹介と前章までの
若干のネタバレを含む場合がありますのでご了承下さい。
本項の情報は、作中の一九一九年六月時点のものです。
◆ 主な登場人物 ◆
◇
五、六歳の子供の容姿をしているが、その精神と知能は大人並みに発達している。
魔術に限らず医学や生物学などの見識も深く、いわゆる天才である。
又、虹色の球体を
その正体は、太古から邪神を崇拝しその復活を画策して来た比星 一族の末裔。
邪神の中でも取り分け特別な
明日二郎とは双子で今日一郎は兄に当たる。
弟の明日二郎と共に召喚術の
実母を人質に取られており、仕方なく九頭竜会に協力している(今日一郎談)。
☆見た目はコドモ頭脳はオトナ!
しかも異能持ちで邪神の落とし子とか、どう見ても設定詰め込み過ぎでしょ。
しかも母親を取り戻す為に強大な結社に立ち向かうトコとか、普通はこの子が主人公でしょ。
◇
宮司(今日一郎)が異界から呼び込んだ異形の弟。
普段は
宮森の霊能力を覚醒させるべく、シショー役を買って出た。
兄の今日一郎を尊敬しており誇り高い性格。
食に関しては並々ならぬ
幻夢界では数々の
☆とんでもない見た目とオチャメな性格。
このキャラ考えたヤツ、絶対どうかしてますよ。
まあ、
彼は犯罪者予備軍確定ですね。
◇
今日一郎と明日二郎の母。
比星 一族の奉じる邪神の子を身籠り、その結果誕生したのが今日一郎と明日二郎であるという。
身体
現在は帝居に軟禁されているらしい。
☆比星 兄弟の母御です。
帝居に居るらしいのですが、そこは千代田
その名の由来は、御一新のゴタゴタで落ちぶれた武家の娘や何やらを、維新政府のお偉いさんや帝室が買い取り、政府重鎮や国内に招き寄せた海外要人達の接待役をさせているからだそうです。
その接待行為で産まれた不義の御子達は、各貴族や豪商、
現代の有名人と過去の偉人の絵画・写真などを比べてみると、いろいろ解るかも知れませんよ。
たとえば、〖松〇 〇志〗と〖東〇 平〇郎〗がソックリ、とかですね。
御調べになる際は自己責任で御願いします。
あ!
口が滑っちゃった……。
◇
比星 澄の実父であり、今日一郎と明日二郎の祖父。
比星 一族の召喚術師として九頭竜会に協力していた。
実の娘である澄に邪神の子を身籠らせ、悲願であった比星 式邪霊召喚法を確立するも、一九一六年に
☆こ、これはいけません!
この方については何も話せません!
ある意味、今作品中で一番邪悪な方かも……。
◇
浮世離れした外見と愚鈍にも思える態度の人物。
しかしその実体は、この国におけるアトランティス勢力の雄、魔術結社
真道院大学出身であり、宮森の先輩に当たる。
在学中は多野 教授とは舌戦を繰り広げた事も。
本来は敵対する筈のムー勢力である九頭竜会 瑠璃家宮 派と手を結び、邪神復活の主導権を握ろうと画策する。
邪神の一柱を定着させている。
☆こいつ、いま
帝国海軍軍人の入信者が多数いる模様で、帝国陸軍に目を付けられている団体です。
もしこれ以上勢力を伸ばすようなら、陸軍上層部は弾圧に踏み切るやも知れません……。
◇
大昇帝 派を束ねる魔術師で、神日本帝国陸軍大佐。
チベット仙境勢力と手を組み、瑠璃家宮 派の壊滅を狙う。
一九一九年時点では、
邪神の一柱を定着させている。
☆飛ぶ鳥を落とす勢いで出世街道を駆け上がっている御方ですね。
何でも、井高上 大佐に敵対する人物が次々と不可解な死を遂げているとか。
しかも御亡くなりになられた方は何故か、心臓が凍って発見されているみたいなんですよね……。
◇ 〈影〉 ◇
宮森と比星 兄弟の前に突如として現れた謎の存在。
宮森達には、
瑠璃家宮 由来の授精卵を比星 兄弟から提供して貰う代わりに、瑠璃家宮 派が引き起こそうとしている大災害の情報を宮森 達に提供した。
〈エメラルド・ラマ〉とも旧知の仲であり、世界を混沌へ導こうと画策する。
☆ひっっ!
白猫が、黒猫に変わった?
それに、縦に大きく裂けた一つ目、ですと……。
◆ 前章までの粗筋 ◆
秘密結社九頭竜会に入会した宮森 遼一。
彼は呪われた双子である比星 兄弟から、九頭竜会の目的が邪神復活だと知らされ、それを阻止するため戦いに身を投じる。
温泉旅行に行った先で大昇帝 派 の凄腕魔術師と衝突するも、何とか生き延びた宮森。
喜んでいたのも束の間、瑠璃家宮からある指令が下った……。
☆では、【第五章 北の邦(くに)から一九一九】を御楽しみ下さい。
所で、天芭 中尉は無事なんだろうか?
あっ!
大尉に昇進されたんだっけ……。
◆
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