第2話無明の愛執妄着(ぢゃく)は無間煩悩業火と生(な)りて自害し他害す

ムラゴンブログ『拈華微笑南無父母不二佛』エントリー「吾妻はや」より

https://hougakumasahiko.muragon.com/entry/153.html


「吾妻はや憶嗚吾妻はや吾妻はや


ああもはやむなしくなりぬかぐや姫三十一文字も一文字も無し

ああもはやむなしくなりぬかぐや姫三十一文字も一文字も見じ


我が業の深く深きを恨むのみいかで三ツ矢の毒を抜くらん

我が業の深く深きを恨むのみいかに三ツ矢の毒を抜くらん


一分のうち半分を考える走馬の灯(あか)り連理の椿

一分のうち半分を泪(なみだ)する走馬の灯り連理の椿


我よりもさらに辛きは娘なれいかに護らん千里の外を


書けども書けども書けどむなし書くほどにむなし書かぬもむなし筆舌むなし


再びの逢ひ見ることを衛士(えじ)の杜(もり)


我を知る唯一の知己は去りにけり


夜を通し昼を通して暮れに泣く

夜を通し昼を通して暮れも泣く


この世をばあの世と渡すかぐや姫乙女の姿永遠にとどめん


須臾にして永遠(とわ)を渡会(わたら)う天の川月の涙の落ちて流るる


君を見て空と田を見て微笑(ほほえ)みて松前(まさき)の伊予の湯涌くたいらぎ

君を見て空と田を見て頬笑(ほほえ)みて松前の伊予の湯湧くたひらぎ


9日前(3月25日) 

さだ美さんさあちゃんサーちゃんさだ美さん


膝っ小僧が黒いんじゃけん


高校の音楽教師逃走す唄のテストのさあの木魚に


前肢を架けて見上げるつぶら黒(ぐろ)ミーちゃんあんたは可愛いね

前肢を懸け見上ぐれば黒円(くろつぶ)らミーちゃんあんたはいい子じゃねえ


想うては瞼に浮かぶ浄(き)よ姿消ゆるなかれと睡り忌まわし


寝ては醒め醒めてはうつつ幻の身の三界に置き処(どこ)ろ亡(な)く


幾夜にも書けど唄えど踊れどもまほしき耳目(じもく)すでに消えぬる


みいちゃんをさあちゃんと呼びただ泪

君は我をば何と呼びし乎(か)


みいちゃんをさあちゃんと呼ぶただ泪君は我をば何と呼びし乎


聞く耳も答える舌も消えうせた虚空の君に問ひてしやまん


悔ひたとてかひなき後の祭りとは知れどかひなき心悔ひたり


ああ吾妻はやさだ美はやなどて我置き先に散るらん


花の散る春の嵐の夜半(やは)の雨降るは泪かはた羽衣か


明けぬれば美(うま)しき地獄限りなく我が泪にて炎鎮めん

明けぬれば地獄美(うる)はし限りなく無漏(むろ)の涙は炎鎮めん


いざ往かん吾(あ)を待つ炎(ほのお)地獄釜微塵になりて君に逢ふなり

いざ往かん吾(あ)を待つ火炎地獄釜微塵と成りて君に逢ふなり


地獄には神も悪魔もなかりしどただ仏のみおはしたまへる

地獄には神も悪魔もなかりしど君が仏もおはしたまへる


この世をば生きる地獄と見そなわす仏は不二(ふに)の地蔵観音


生きてこそさだ美仏に遭へるなり吾(われ)は地獄の亡者なりしか


善悪は不二なりこれを分(わ)くるのは手と目の優(ゆう)か峻(しゅん)かなるあり


正も邪もひとつ心の玉の辺縁(へ)り鬼にも成れば仏にも成る

正も邪もひとつ心の玉緒辺縁(べ)り鬼にも成れば仏にも成る


我もまたこの身砕かん生きたまま炎に焼かる阿修羅と成りて

我もまた我が身を焼かん生きたまま炎の中に阿修羅と成りて


幽冥の境を越ゆる無我微塵逢ふが定めの未生因縁(みしょういんねん)


吾は峻君は優なり仏の座七草揃ひ桜散るめり


我が色(しき)は君を識(し)らずや絶へてまた玉の緒消ゆる永遠(とは)のさざ波

我が色(しき)は君を識(し)らずや絶へてまた玉の緒寄する永遠(とは)のさざ波


むなしくもかくも嘆くもひと恋ふも死ぬより苦し生きる朝夕


我が名は天照彦(日子)大神(アマテラスヒコノオオミカミ)晴れ男神昼を司り

吾妻名は佐田大御神(サダノオオミカミ)慈悲の雨降る優し観音月の雨女神(アメガミ)夜を司る

日月ともに妙見の合一不二の不即不離月が隠れしその刹那日は落つ那落の波の下


君亡くて何の己れが浮世かな朝の莫迦唄乞食の寝唄

君失(な)くて何の己れが浮世かな朝の莫迦唄乞食の寝唄


未生(みゐ)ちゃんの恋ひ頻(しき)り鳴く花の香(か)の柔和(やわ)し笑顔に鈴音転がる

未生(みゐ)ちゃんの頻(し)ぎ鳴き恋ふる花の香(か)の柔和(やさ)し笑顔に鈴音転がる


月は日を恋ひ日は月を追ふ日月一方缼(か)くならばともに天空(そら)落つ流れ星

月は日を恋ひ日は月を追ふ日月一方缼(か)きぬればともに天空(そら)落つ流れ星屑


ただ君に見せたし話し聞かせたし君亡き世なら生も幻

ただ君に見せたし語り聞かせたし君亡き世なら生も幻


ミヰ水子救ひし仏久万の母優しさだ美に抱(いだ)かせ玉へり


吾もまた未生より先に逝かむべし連理同枝の山桜ゆゑ

吾もまた未生より先に逝かむべし連理同枝のさだめまつりて

吾もまた未生より先に逝き定み連理同枝に日は月を追ふ


母恋ひし母よ恋ひしと鳴きつるは未生(みしょう)因縁みぃちゃん悲し

悲母(ひぼ)恋ひし抱っこ恋しと鳴きしげく未生因縁悲しみいちゃん悲し


吾(あ)と同じ業に焼灼(や)かれし亡者たち涙で火消し苦患(くげん)救わん

吾と同じ亡者を焼くる業火をば滴(した)る涙で炎止どめん


限りなく遠く離れた此彼(しひ)の世を渡す筏を如何にして得ん


子を守り我が身与える母心いかで報いん悲母の大悲に

子を守り我が身を与う母心いかで報いん悲母の大悲に

吾妻はや

子を守り我が身与ふる母心いかで大悲の悲母を守らん

子を守(も)りて我が身与ふる母心いかで大悲の悲母(ひも)を守らん


生(な)らぬ子を欲しと思はず只管(ただ)人の優し笑顔を欲しとぞ思ほゆ


此彼(しび)の間(ま)は時も凍(しば)れる無間関(むげんかん)今宵長しき無明の夜明くる(4月5日)


さだ美はや


この地獄耐えて笑(わろ)うて鬼と成れ


鬼の目に泪こぼれば火炎消ゆ


3月25日吾鬼と成る齢64無私(死)鬼と名乗る


生きて護国の鬼と成るべし


か弱く優しき婦女子を脅し、

巣窟(すくつ)に引き入れ口先八丁。

騙し眠らせ鏖殺(みなごろ)す、

西洋医学殺人術師。

母国の母を皆殺す。

拝金カルトテロリスト。

我今妻を殺されて。

無間地獄の鬼と成り。

子供を守るそのために。

子供を殺すジェノサイド

鬼畜外道を操るは、

イスラエルモサドNHK。

世に勝れたる日本人。

色付き電磁波5G(ファイブジー)、

スマホ携帯マイナンバー、

巣窟へ誘うNHK。

白い巣窟に待つ外道をば、

護国のために狩りつくそう。

妻を殺され鬼になり。

鬼手仏心で済度せむ。

最勝王経医王仏。

鬼の千手に慈眼もて。

南無阿弥陀仏の一声に。

一切衆生皆成仏す。

南無阿弥陀仏。

南無紗陀弥佛

南無阿修羅仏。

南無正勤(しょうごん)彦佛

南無三宝。

南無父母不二佛。

(4月5日)


4月5日「角川文庫ー468-」より引用

「般若心經講義」高神覺昇たかがみかくしょう著

148ページ

「世を救ふ三世(みよ)の佛の心にも、にたるは親のこころなりけり」


今や逝き仏と成りぬ吾妻仏(あづまぶつ)我が赤心に隠れ無き観よ


泪して地獄の業火みな消さんおんかかかびさんまえいそはか


さあちゃんの護り仏は阿弥陀仏無量壽光如来南無三宝おんあみりたていぜいからうん


吾(あ)と同じ罪で業火に焼かれしを仏の罰(ばち)の泪消しめり


干からびた皮の泪は無尽蔵天の川から織姫注ぐ


転寝(うたたね)に君に惑(まど)いて世に戻る醒めてはならじ夢の恋路よ


現世とあの世を別(わ)くる天の川ひと眼の逢ふももはや叶わじ

現(うつ)し世とあの世を別(わ)かつ天の河ひと眼の逢ふももはや叶はじ


今はただ声なき声に耳済ますあはれ盲(めし)ひたひとの耳かな


吾が魂の肌緒ま先に焼くるべし玉の肌膚の色失(う)す前に


ああ無常の風のいと辛き辛きのさらに辛きあるとは


さあちゃんと声に出すなり直(た)だ泪声を呑むでも涙あふるる

(4月5日言霊詠み)

泪(なみだ)とは目より流るる水と画(か)き涙(なみだ)と描いて戻る水なり


今はただ一歩もここを動き得ず出れば思ひ出襲い来るかな


便り無き魂(たま)の吾妻(あづま)をいと問えばわが言霊の谺(こだま)あるのみ


ああああと頻(しき)り騒ぐは明け烏


昼醒めて夜また醒める夢の途(みち)

昼醒めて夜また覺める夢の途次(とじ)


吾をして時間旅行に伴(つ)れたまえ


君の死はよもやよもやの真っ逆さま是より深き奈落底無し

君の死はよもやよもやの真っ逆さま是より深き那落底莫(な)し


眼を開(あ)くも閉じるも一つ夢の中恋しかれども逢ふことを得じ


この世をば無常の世とは聞きしかどかくも無情の世とは思はじ

この世をば無常の世とは聞きしかどかくも無情の世とは知らじを


無情の世自業自得の罪の科(とが)


無常の世愛別離苦の風が吹き我が知る君は今はいずこに

無常の世愛別離苦の山おろし我が知る君は今はいずこに


むべ山風を嵐と云ふらむ(百人一首) 待つ人を初瀬の霜の山おろし


吾は昔君の思いのままなれど君は吾を捨つ思いのままに


生まれては死ぬるものとは知りぬれど生まるも死ぬも終に識らざる


ただ恋ふて恋ふて追いぬる面影の関を越え往く道の知らじを


みい音子(ねこ)に可愛い可愛いと語り掛け優しく撫でる君の面影


いかにても死ぬべき君にあらざるを吹き倒したるコロナ風邪かな


ガンの大嘘「余命」と「五年生存率」は生命保険金支払い額算出のための嘘八百データである。


我が業の深く広きを思い知る優し女神の心砕きし


吾(あ)の母と妻への所業憎むべし我は自ら己(お)の身焼くべし


岩国の我が悪業のなかりせば妻は添いらん母は歌わん


極楽も地獄も共に自らの心の生(ば)えが映(は)えて現わる」









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吾妻はや 豊岳正彦 @hougaku-masahiko

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