③【ファイナル・インパクトを引き起こす!】




 ___ん。

 なんか、来たぞ。

 すごい、力が漲ってきたというか......これは───!


 ①と②の選択肢を選んでからこの選択肢を選んだのか、それとも面白半分でこの選択肢を選んだのかは知ったことではないが......いいだろう。


 この力、この魔力を以てして、ボクは、


「この世界を───破壊する!」


 何処からともなく出現したロンギヌスの槍と、何処からともなく出現したカシウスの槍。次いでに何処からともなく流れ出す行進曲第9。


「ちょっと、待って、ください!空樹くん!」


 何処からとも......いや、単純に起きてきただけか。

 声を張り上げる胡桃。


「カクヨムが黙っちゃいませんよ!」


 カク、なんだって?いやそんなことはどうでもいい。ていうか触れると色々とアウトな気がするから無視しよう。


『いいんだ、これで────』


 なにがいいのか自分でもさっぱりだが、もうどうにでもなれと、ボクは流れのままロンギヌスとカシウスの槍を自分の心臓に突き刺した。


 ズブズブと音を立て心臓にめり込む矛先。


 あれ、痛い。結構痛いというか、洒落にならないくらい痛いんだけど。

 こういう世界線おふざけ選択肢って痛みとか無いもんじゃないの?え、いた、いたい、いだ、いだだだだだだだだだだだ___


 瞬間、


 弾け飛ぶ心臓。引き裂かれる肉体。

 百合のように散る鮮血は、やがて雨のように地に降り注ぐ。

 空樹だったものは、空へと投げ出されていき、その周囲を朱き円環が包み込む。


「ファイナルインパクト......世界の終わりよ」


 最後、一人悲しげに、胡桃は呟いた。


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 なんだ、これ。






 ◆END③[GOD END]◆

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〖短編〗うちの同居人は、ちょっぴりオモい。 YURitoIKA @Gekidanzyuuni

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