昔、初めて飼った犬が雑種だったのですが、ペットショップでもらったその子は保健所行き寸前でしたので、もらって来た時の事を思い出してしまいました。因みにうちの子は柴犬と聞いてたのに、シェパードみたいに大きくなりました(笑)
この物語は、作者が作者自身のために書いたんじゃないかな?自分の家族の中には人間以外の動物がいないので、この作品を読んだときは「これで終わり?」と思いました。他の人のレビューや本編のラスト一文を繰り返し読んでようやくピンときました。かなり偏った感想なんですけど、本編よりこのシーンを書こうとしたきっかけのほうに興味を持ちました。きっと作者にとってはかけがえのない思い出なのでしょう。
子犬や子猫が生まれたときいてもらってきたり、捨て猫を拾ったりしてきた我が家の、それぞれの子達のはじめましてを思い出す作品!保護犬たちの、可愛いだけの話じゃない。セーラー服の子の嬉しさと決意が伝わってきました。ワンコにゃんこの幸せを願って
夢月七海様主催の自主企画『同題異話・四月号 はじめましての距離』参加作品。生き物を飼った経験がある方であれば、心奪われること間違いない作品です。本当に可愛らしくて、でも、それ以上にちゃんと命と向き合えているのか自分を省みるきっかけにもなる彼らの瞳を思い出して、少し泣きそうになりました。
一人と一匹の出会いが、さりげなくも細かく描かれています。特に、犬に対する描写で、非常に可愛らしくて、読んでいるだけで和んでしまいます。 しかし、可愛い彼らは、保護された犬や猫たちです。ペットに対する良い部分だけを述べていないところに、誠実さを感じました。