忘れないあの日

@HawkA1

第1話

僕と君はかれこれ幼稚園から一緒だった。小学校も一緒、中学も…一緒だと思っていた。いつものような朝だった。だけど、普段通りの生活が壊れたのが今日だった。学校にいくと僕の耳に入ってきたのは「ねえ、りさちゃん!かなんちゃん転校しちゃうんだって!」いつも見る女子がひそひそと話していた。僕は頭が真っ白になった、僕はその子に恋をしていた。幼稚園の頃からずっと一緒でいつも遊んだり下校も一緒だった。それなのに急に転校するだなんて…僕は初めて自分の思いを伝えようと思った。「転校するのは三日後か…」といつ思いを伝えればいいのかわからず気づいた時には思いを伝えれずに終わってしまった。自分が嫌になった悔しかった弱い自分が嫌いだった。その後一通の手紙がきた。その手紙にはこう書かれていた。「私、実はね…ひろきのこと好きなんだ、次会えたらさ、またいつもみたいに遊ぼうね」って。僕は決心した。絶対かなんを幸せにするって。だから僕は諦めない。君のこと

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