定番のギミックやあからさまに怪しすぎる人物も追加されて、状況はさらに複雑化…! どんどんボルテージが上がっていきますね…わくわくします。
視点や角度、認識、あるいは前提知識の違いによって、ある人物にとっての偽がある人物にとっての真である
という、ある種当然のことではありつつも推理の核にするにはかなり扱いが難しい問題を、神罰という設定によってその重要性を幾層倍にもさせつつ明確に核として機能させているのが巧みだなぁとあらためて唸らされました
作者からの返信
コメントありがとうございます♪
わくわくしてもらえてうれしいです!そして、お褒めの言葉まで、、ありがとうございます(^^)/
隠し通路はもう、ミステリのたしなみみたいなものですよね笑。
定番の秘密の抜け道が出たぁ!
そしてなんかよくわからない新規登場人物も出たぁ!
というか、頭の中で前置きすれば、こういう誤魔化しもありなんですね。
こうなると本格的に、証言とか全部信用しない方がいいのかな……。
作者からの返信
コメントありがとうございます♪
古式ゆかしき秘密の通路はお約束ですよね笑。
頭の中の前置きは、なかなか微妙な問題ですよね。
セラたちがセーフだったのは、ミナの質問の仕方にも起因しています。「ぼうっとしていることがあったか?」と具体的に質問していたら答えは変わっていたでしょう。審問では、言葉の多義性を排した(これも100パーセントは不可能でしょうけど)具体的な質問がハルによってなされているので、そこで得られた証言にはある程度の信頼を置いてもいいのではないかと(もちろん、その中に犯人がいたとしたら偽証しているでしょうが)。
さらに言えば、後ろ暗いところがない者は基本的に正直に答える前提で構わないと思います。なにせここはミティア教国で、たいていのミト教徒は偽りを禁じた教義を自分たちの誇りにしていますので。
いつも核心をついたコメント、本当にありがとうございます♪ あらためて考えるいい機会になってます(^O^)/
【追記】
頭の中で前置きすれば、すべてが解決するわけではありません。
例えば、殺人犯が「もし私が殺人犯でなければ」と頭の中で前置きすれば、「殺したか」という問いに「殺していない」と答えられるかというと、これはアウトです。
頭の中でいくら前置きしようと、
①言葉として発言した「殺していない」は質問に対して偽りであり、
②しかもそのことを本人は自覚しています。
なので、「殺していない」と答えるためには、言葉として「殺人犯でなければ」という言葉をつけなければなりません。書物からの引用に、引用元をつけなければならない、というのと同じルールです。
こんな感じでどうでしょうか?(^^)
自分の中で辻褄が合っているものであれば、嘘にはならない。
そうですよね。
今自分は嘘を言っている。
という自覚が無い場合は、嘘じゃないですものね。
難しいですね、偽証を見破るって。
そして、まさかの・・・・
深いですね。
作者からの返信
一口に嘘っていっても、いろいろありますよね。それを通じてキャラの気持ちが描けたら、と思いながら書いてました(^^)