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概要
これで勝った、でいいじゃない
魔王とのラストバトル。たくさんの出会いと別れを繰り返し、様々な思いを一身に背負い、仲間と共に戦い、ついにその時を迎えた大将。王国に帰った彼は祝賀会を辞退するが、仲間に引きずられて参加することに。皆が悦びに沸き立つ中、一人浮かない顔をする大将を王女が気にかけた、その時。王城の空を覆い出す暗雲、轟く稲光、生温い風――。確実に何かが起きている。高まる周囲の警戒心を余所に、大将は一人、「またか」とうな垂れた。
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