応援コメント

75 待ち続けていれば、ヒーローは助けに来るかもしれないし来ないかもしれない。」への応援コメント

  • いいところで残念!首を長くして続きを待っています!

    作者からの返信

    ゆっくりですが確実に更新していきますので、優しい目で待っていただければ幸いです。

  •  ほぼはじめまして、こんにちは。
     現在公開されている第75話まで拝読させて頂きました。少々長くなりますが、ここまで読んだ感想をこちらの応援コメントに書いていきたいと思います。
     お時間のある時に目を通して頂けたら幸いです。

     本作を読んで印象的だったのが、地の文のスマートさでした。
     一話あたり約2000~3000字程というボリュームの中で、過不足なくキャラクターの心情や情景描写を書き出す手腕からは、読者に伝えるべき情報の取捨選択の上手さが感じられました。
     読み手の負担を考えつつ、かつ自分が書きたいことも余さず書き切る。
     これを両立させているのは作者様の努力と、それに裏打ちされた文章力に他ならないと思います。実際私はプロローグから最新話まで読み進めて参りましたが、読んでいて苦になる瞬間はあまりありませんでした。

     個人的に巧いと感じたのが、メインキャラクター以外のサブキャラクターやモブ、背景の使い方。
     メインとなるキャラクターたちが動く傍らで、その脇にいるキャラクターも各々の思想や考えがあってメインキャラクターと接し、互いに影響を与えているのだという事がセリフや地の文から伺えました。
     物語が進んでいく中で作中の世論にも変化があり、その世界に生きている人々の考え方も往々にして変わっていく……。描写の中心となるメインキャラクターのみならず、名前もないその他大勢にも血が通っているのだと感じられましたし、それが世界観の構築にも一役買っているのは見事という他ありません。

     そしてこれは完全に好みの話になってしまいますが、第60話前後の戦闘描写はかなり刺さりました。
     圧倒的な力を誇る再転生者に、使えるもののすべてを総動員して対抗する人間たちと一人の男。駆け引きに重きを置いた攻防は、文字通り目が離せない展開で見応えがありました。

     自分も作品を執筆している身なので半分勉強のつもりで本作を覗かせて頂きましたが、今では彼ら彼女らの行く末がどうなるのか気になってしまう程夢中になりました。
     今後の展開が楽しみです。影ながら応援させて頂きます。

    作者からの返信

    だいこん様。

    かなり長い分量だったにもかかわらず、ほぼ一気読みしていただいた上にここまで熱量の籠った感想を頂けて、非常に感激しています。

    一話の分量については、ある程度気にしながら書いていたので言及していただいて嬉しいです。まあ、2000-3000字程度が適切だと分かっていながら、引きを作りたいなあとか、何も進展せずに一話終わらせたくないなぁとか、思っちゃって収まらないことばかりなんですけどね……。

    60話付近の戦闘は、何の能力も持たない一般人と、理不尽とも思えるレベルの力を手にした再転生者、という本作の対立構図が詰まった場所なので、好きといっただけて感激しています。

    長文での感想、非常に励みになりました。

    彼ら彼女らの旅にあと少しだけお付き合いいただけたら幸いです。

    それでは。