美少女と一緒に登校
「.....」
俺は、初めてシェアハウスで寝ることになりもちろん慣れない環境なので疲れが取れてない。追い打ちに朝ごはんが天乃が作った黒焦げのパンだった
「すみません唯斗くん!!パンを焦がしてしまいました!」
「あぁ、全然大丈夫.....いただきます.....」
黒焦げのパンは、ただ苦かったひたすら苦かったこれ「食い終わったら倒れてるんじゃないか?」と思いながらパンを食べ切った
「ゴチソウサマデシタ....」
「........」
天乃はこちらを見ていたがやがて学校に行く準備をしていた
「じゃあ、行ってきますね!!奏ちゃん!!柚奈ちゃん!!」
「うん、行ってらっしゃい」
「気を付けてねー」
「俺は言われないだな!?」
2人とも言われたのに俺だけ言われないのは辛い....10分後ぐらいに俺達も学校へ行く準備をし始めた
「あれ?柚奈は学校に行く準備しないでいいのか?」
俺達は学校に遅れそうではないが少し急いだ方がいい時間だったが柚奈は一切
準備をしていなかった
柚奈は、下を向きながら顔を暗くして言った
「私.....学校行ってないの.....」
「そうなのか?」
「うん....」
「柚奈が学校行けない理由は柚奈じゃないから分からないけど、柚奈が学校行きたいと思ったら俺は全力でフォローするからな!!まだ行けなくてもいい自分が学校に
行きたいと思ったら俺に行ってくれ」
「うん、ありがとうね唯人。行きたくなったら唯人に言うね」
柚奈は微笑みながら言ってくれた
「ああ、頼っていいからな」
「うん....ってそろそろ行かないと学校遅れるんじゃない?」
「ほんとだ...じゃあ行ってくる」
「うん、行ってらしゃい唯人」
「あぁ、行ってきます」
「で、嫌じゃないんだけどなんで星沢俺と一緒に登校してるんだよ」
俺は現在家を出て学校に向かっているが隣には星沢がいた。さっきも言った通り
別に一緒に行くのは嫌じゃないんだ。むしろこんな美少女と一緒に登校できて
嬉しいのだが、いきなりこんな冴えないやつが超絶美少女と急に一緒に登校し出したら誤解されるに決まっている
「いや、あんた同じ道で行くんだからいいんじゃないの?」
「......分かった一緒に行くか」
「ふん、感謝しなさいよねこんな美少女と一緒に登校できることを」
「正直一緒に行く友達がいなくて寂しかったんだよな~だけど星沢と毎日登校
できるようになったから嬉しいぞ」
「毎日なんて言ってないわよ!!........というかあんた友達いるのね」
「まぁそれなりには......」
「ふーん......」
星沢は悲しそうな顔をしていた気がする
「そういえば俺の隣の席がいつも空いているんだがそれってもしかして.....」
「柚奈よ」
「まじか」
まさかの予想が的中してしまった....というかまさか3人とも同じクラスなのかこれって、奇跡じゃないか?
俺たちはその後登校しながら雑談などをしていた
「ってもう学校に着いたのか」
いつもと同じぐらいの時間に学校には着いているが今日は登校する時間があっという間だった気がした
「私も早くついた気がしたわね」
「やっぱり星沢と話していると楽しいな」
「え、そうなの?」
「あぁ楽しかったぞ」
「ふーんそうなののね」
星沢は嬉しそうな表情をしていた、可愛い。
俺達は教室の中に入ったらクラス全員がこちらを見ていた
「え、なにこの状況」
その理由はすぐにわかった俺が席に座った瞬間
「お前!!なんで孤高のツンデレ美少女と話せたんだよ!!?」
「へ.....?」
シェアハウスに住むことになった俺だがシェアハウスの住人が全員美少女でした モカ @maka1228
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