人物、背景、動機、手段、探索、推理、結末短編ミステリーの多くはその尺の短さ故どうしてもこれらの中から何かを捨てがちです。この作品は短い尺の中、会話と言う形式で人物像を読者に悟らせながらもミステリーの要素を全て無理なく入れて見せた。あまり多く語るとネタバレになるが、この作品は読んでいて損は無いいい作品です。