旅行好きの幼馴染が危なっかしいので一緒に旅行をしようと思います。

旅行好きの幼馴染は鎌倉に行く。EP1

テストが明けて、一週間後命は光と鎌倉に来ていた。

「ふぃ～ついたー！」

「長かった...」

命と光は千葉県に住んでいるため、鎌倉のある神奈川までは電車でまぁまぁかかるというわけだ。（実録1時間～2時間半）

「さて、鎌倉についたとこだし小町通りから行こうか」

「駅の近くに鳥居があるね！あ！神奈川にもMAXコーヒーが売ってる！」

「マッ缶があるとかほんとに俺ガ〇ルを思い出すな」

「ね！あ、こっちには葉山牛とかもあるよ！」

光は初めて来た土地だから浮かれているのだろう。走り出してしまった。

「ちょおい！待て光！」

命も光を見失わないように追いかけていった。

「命―！見て―！大仏様の顔したお菓子があるよ！」

「おー旨そうだな。一つ買ってくか？」

「うん！」

「命！クレープ屋さんがある！食べていい？」

「お小遣い使いすぎないようにな...。」

など小町通りの散策をしながら、鶴岡八幡宮に向かっていった。

「おぉー！でかい！命！でっかい鳥居があるよ！」

現在鶴岡八幡宮の正門にいる。

「そうだな。今の時期は鶴岡八幡宮の池にある蓮が綺麗らしいからそこによってから参拝しようか。」

「了解！」

そうして俺たちは鶴岡八幡宮の池（源平池）に向かった。

「おぉ～ピンク色の蓮や白色の蓮があるね！きれい！」

「確かにきれいだな...写真撮ってくか？」

「うん！カメラお願いしてもいい？」

「りょ～かい」

のちに命は語ったその時の光の笑顔は蓮よりもきれいだったと。

「うまく取れた？」

「おう。確認するか？」

「んーいいや！命が綺麗ならきれいなんでしょ？」

少し胸があったかくなった。

「おう。大丈夫だと思うぞ。」

「ならよし！そうと決まれば早くお参りしに行こう！」

「だな」

そういって光は鶴岡八幡宮の方へ歩き出していき命は、その後ろを追いかけていった。