ブラック企業と言っても普通ここまでとは思いません。反社会的組織といってよいのでは。そんなノンフィクション。無月弟さんは「一冊の本」と出会うことでガンバれるようになりました。ガンバっちゃいかんだろ。地獄からの生還者の証言がここに。
筆者の勤めるはブラック企業。家族からも辞めるように言われながら、それでも働いていました。しかしある時、一つの作品と出会って、人生が変わっていく、というエッセイ。いやー、本当にその本に出会えてよかったです。じゃなければどうなっていたかわかりません。本当にそういうのあるんだな、とちょっと怖くなっちゃう部分もあるエッセイでした。にしても、本当に尊い本になりますね。私も拝まなければ!
ブラック企業に勤めてた作者様。気晴らしにネットサーフィンをしていて、ある漫画に出合います。そこから変わっていく考え。いいですね。ブラック企業で働いている人にこの話は読んでもらいたいです。自分の人生、後悔しないように生きなきゃですね。
実話です。作者の人生を大きく変え希望を与えたのは一冊の漫画でした。ブラック企業で働き理不尽な扱いを受けつつも真面目に働いてきた彼。体も心も限界だった時に、出逢った漫画の存在に救われます。同じように仕事で悩む人達に、ぜひ読んで欲しい。