◯がつ◇にち はれ

きょうはげつようびだからがっこうにいった。がっこうはあんまりすきじゃない。みんな、わたしのことをへんだってゆうから。ただ、みんなとかみのけとめのいろがちがうだけなのに。それがいやで、あんまりがっこうはすきじゃなかったけど、がっこうにいったひにはおかあさまがちゃんとわたしをほめてくれる。


がっこうにいくとちゅうで、じんじゃをみつけた。とてもおおきくてひろいじんじゃは、だれもいなかった。わたしはがっこうがすきじゃないから、がっこうがおわるまで、ここであそぼうとおもった。


とりいのまえのかいだんで、けんけんぱをしてあそんでいると、どこからかおまつりのおとがした。それに、どーんというおとと、なにかがこげたみたいなにおい。おにくをやいたあとにちかかった。みちのさきをみると、じんじゃのひろばにおおぜいのひとがいるのがみえた。もしかして、やきにくでもしてるのかな。ちょうどおなかがすいたから、おおきなこえで「ごめんくださーい」とよんでみたけど、だれもなにもいわなかった。ただ、ゆらゆらとくろいひとかげがいっぱいいるだけだった。


おにくをわけるのがいやなら、そうゆってくれればいいのに。それとも、わたしがこんなだから、みんなわたしをきらうのかな。


そのひは、なぜかさみしいきもちになって、おうちにかえった。

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