それは果たして幸せなこと?

100人にひとりの割合で現れる、大人にならない天使という存在。
この国の子供が好きな創始者たちが作り上げた存在は、大人になった人々に守られていく。
主人公は天使の一人。
20歳を過ぎてから迎えた同窓会で、彼女は何を思い、何に出会うのか。

主人公の揺れる思いがこちらに伝わってくるようでした。
それは、果たして幸せなこと?
そして、後半で描かれる彼との会話が秀逸でした。
共感する力の強いあなたに、この揺れる想いを受け入れてほしい。
そんな作品です。
みなさん、是非ともどうぞお読みください。