燃える雲
燃える雲 見上げて
瞳に映った鳥を 心配してた
子供の頃の他愛ない思い出
小さな世界が 全てだった
あれから色々なものが変わっていった。
万能の魔法は消えて 不自由な化学だけが残った
夢なんて忘れてしまったよ
語る夢は きっと過去に置いてきた
燃える雲 見上げて
母に手をひかれて まっすぐ伸びる道を どこまでも歩いた
小石に躓く心配なんて 何にもしなくてよかった
道端に咲く花を摘んで 隣にいる人を笑顔にしていれば それだけで
そんな小さな世界が 全てだった
今はもう 夢のかけらもない火で
何もなく焼き尽きてしまったけど
詩集 赤の柱 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
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