大海の鯱、井の中を知らず

「我が拙き道化芝居にお代など、とんでも御座いません......
─────ただ、皆様の少々のお時間、そして暫しの人類の末期をば......頂戴出来ればと。｣




王権戦争により政権を握ったばかりの革命軍。

仕組まれた舞台の上、決められた演出。
その中で、革命軍の女幹部アンジェラを軸とし、クセの強い仲間と共に暗躍する何者かを追及する物語。

唯一匹の井蛙を、大海の鯱は認識出来ない、神の意思はどこに。
尚、この作品の主人公は観測者である我々であります。



追記:伏線をお見逃しなきよう。

(「小説家になろう｣にはfreiburgによる王権戦争の回想が掲載してあると思います。
私がそれを確認することは出来ませんが、観測者である皆様はそちらと並行して閲覧して頂ければさらに楽しめるかと。)