応援コメント

第1話 ハーレム「オエッ」?」への応援コメント


  • 編集済

    さっき、とさまさんのオスマン帝国、ハーレム妄想物語(?)を読んで、その足で来ちゃいましたー。

    ひとを好きになるという事は、逆に好きになって欲しいという対等な関係になれるのが理想です……と思います。

    でも、ハーレム(まあ、日本にも大奥とか、めかけ、そばめ、と色々とありますが)は、対等な関係には絶対になりえない。

    そもそも、「僕はみんなを等しく愛してるんだ」みたいな言い回しは、かなり嘘があると思うし、そんなを同時期に『等しく』なんてありえない。
    一対多数の関係では、多数に位置する人達の人権というか、思いはとさまじふさんの思っているように、無視されてるんでしょう。

    結局は、子供を沢山産んで、子孫を沢山残せるための手段を合法的にしているとしか思えないですね。

    だから、ハーレム話は、どうしても、一夫多妻制なら、夫が好きかってやってるウハウハ話か、奥様達の葛藤の(戦いの?)物語になっちゃう気がします。

    一夫多妻制で、全員が等しく愛し合う物語があったら、逆に違和感満載。

    奥様達は、もう旦那なんかどうでも良くて、息子たちを次の王にするためにどうするかとか、派閥争いに勝つためにはどうするか、とかの話になるんじゃないでしょうか……

    男性が書く小説では、主人公の勇者の回りには、美人でウハウハな女性が何故か沢山いて、その美女たちは勇者様に首ったけ、という話が多いですけど。これなんて、どう考えても女性達、ほれ薬盛られてるでしょーとしか思えない。

    逆に、女性が書く小説にも、同じように、勇者様一人に、強い女性達が沢山付いている場合もありますけど、その場合は、勇者様に興味もあるけど、女性同士がお互いに好きになっちゃって、百合世界に入っている方向にいっている気がします。

    まあ、小説は、実際にはありえない、妄想の世界を書くことが多いですからねー。だから、一夫多妻制、一妻多夫制、それぞれ、一対多数の『一』側が主人公で、自分の回りに多数の好みの異性をハベラせる、が基本なんでしょうけど。

    でも、自分の好き勝手やっても、そこに違和感があれば、小説としてはどうなの(とさまじふさんの言ってる『オエッ』感)と思ってしまいますわな。

    最後に。
    他の方も書いてますけど、人の感じ方、まさに色々ありますので、あくまで、これは私見で、実際にはハーレム万歳と思っている方もいるかもですね。

    作者からの返信

    もう一つのエッセイからお越しいただき、こちらをお読みいただけるとは!
    ぬまちゃんのご意見を伺えて、とても嬉しいかぎりです!

    ついつい熱く語ってしまいました(#^^#)
    この先、このエッセイ大丈夫なんでしょうか?!

    きちんとリアルを感じさせていただけるなら、どんなに過酷な女性達の派閥争いであっても、男性主人公のウハウハ話でも構わないんです。

    究極、面白いと感じられれば大丈夫ですし、自分も書いてみたいです。

    でもハーレムってそもそもが、フェアや対等とかけ離れているので(そこはまぁ置いといきますが(笑))、その世界を上手に描くためには、異性に関する心理的な想像力が、めちゃくちゃ必要になると思うのです。

    そこを間違えていると、『オエッ』ってなるんだなぁと思いました。

    私の場合、

    ①主人公(今回は男性)が複数の異性にモテモテ
    ②世界は一夫多妻制
    ③複数の女性と主人公は、既に婚約している
    ④そのうちの二人(以上?)に、主人公が完全なる『恋』をした

    ↑ この④の瞬間で、オエッとなりました。
    ③までは、すごくまともに読めていたのです。

    とどのつまり、主人公はみんなとエッチするわけです。
    一夫多妻制だから、世間的には許されているし。
    女の子達は「私、みんなと家族になれて幸せよ♡」って言ってくれてるし。
    …………そんな便利な女なんて、たとえ異世界でも存在しないよ?
    って思った瞬間だったのです(笑)。

    それってゲス過ぎて、全然美しくないと感じました。
    何やらこの感情、不思議現象だと思いませんか?

    驚きだったのは、この気持ちは単なる嫉妬心とは無縁の、女性特有の『本能』から来るものなのかもしれない、と感じた点です。

    仰る通り、物語って、読者の心にどれだけ違和感が生まれないか、どれだけ共感してもらえるかにかかってきますよね。

    これが、生き物としての生存本能からくる感情なのかも知れない、と感じてしまったのは、自分にとってはかなり衝撃的でした。

    ハーレム万歳、大いに結構なんです。
    是非、書いてみて欲しいのです。

    ただね、説得力が不足していると、こういうツッコミを入れてコテンパンにしようとする人間もいるのだという事は、忘れないで欲しいですね。

    たくさんのコメントをいただきまして、本当にありがとうございます!

  • ハーレム物、多いですね。
    やはり自分には起こり得ない、もしくは非常に可能性が低いことだからこそ。憧れるのではないだろうかと考えています。
    良し悪しはともかく、世の中とか皆さんの無意識下の願望とか、そういう大きなものが求めていることなんだろうなと思っています。

    私もまだ完全な読み手だった頃に、ハーレム物を読んでみたことがあります。
    正直あまり興味が湧くジャンルではないのですが、まずは知ろうと思ったのです。
    いくつか読んでみたのですが、起承転結の承前半でやめてしまいました。

    別に、女性をコレクションとしか考えない鬼畜男の物語でも構わないし、その逆に男を破滅に追い込んで栄える魔性の女の物語でも構わないのですが、どうにも引っかかる点がありまして…

    それは、主人公の魅力についてです。
    以下、男性主人公という前提で述べさせて頂きます。
    惚れ薬を使っている等でない限り、数々の美女たちを惚れさせるには身体的な魅力だけでなく、人間性も魅力的でないと難しいと思うのです。
    読み方が悪かったのかもしれませんが、その点がよくわからないまま、モテモテという結論が突然提示され、付いていけなくなります。

    イケメンに疲れたから、普通の男に惚れたのだと考えても、別に主人公でなくても良いのではないでしょうか?
    道具屋の親父でも、お城の門番でも、誰でも。
    そいつらと主人公の違いがわからないままでは共感できません。
    感情移入できるところがなければ、それは他人事ということになり、承の前半で興味が尽きるのです。

    私の場合は違和感でしたが、人によっていろいろな感じ方があるのだなと興味深く読ませて頂きました。
    長文失礼しました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    中村さんからご感想をいただけて、とても嬉しいです!!

    「道具屋の親父でも、お城の門番でも、誰でも。
    そいつらと主人公の違いがわからないままでは共感できません。」という部分に、大変共感させていただきました。

    人間って結局、死ぬまで誰かに惹かれ、誰かを愛し、誰かに愛されたい生き物なのかな?とか思っていたりします。

    別に、ゲスな主人公を無理して一生愛する必要は、皆無なわけですしね。

    誰かの愛を最後まで繋ぎとめておきたいのなら、たった一人に死ぬまで誠実さを見せるしか無いと感じています。

    遠い昔(笑)、ハイスペックな超イケメンと付き合って二股をかけられ、別れる間際に「怒らないの?」って聞かれた経験があります。

    あの時の「怒らないの?」という言葉を聞いた瞬間………

    サーーーーーーーーーーーーッ!!!

    と冷めた自分の気持ちが、今も忘れられません(笑)。
    温かい人間だと思っていた相手が、ゲスだと解った瞬間でしたね。

    とてもいい経験をしました(#^^#)。

    ゲスはゲスなりの人生観があるのでしょうけれど、巻き添えを食うのは死んでもごめんです。

    個々の感覚の違いはあるにせよ、そういう生き物に共感できない以上、途中で読む気は失せてしまいます。

    これが官能小説の場合は話は別で。(読者を飽きさせないために)ありえない性癖の子達が数多く出現しても、エッチな部分だけを真剣に読めば、それはそれで良いわけで。
    共感できないそれ以外の物語部分は、せっかく丁寧に書いていただいているのに申し訳ありませんが、感情を乗せて読めないから全て、飛ばしちゃいます(笑)。

    結局、どんなに本能的で、美しく、可愛らしく、きらびやかに飾った口調で書いてあっても、違和感を感じる物語というのは、読むのが大変苦痛になってしまうのですよね。

    どんな物語を書きたいのか、この経験を軸にして、これからも考え続けていきたいなと思っています。

    長文大変失礼しました!

  • 中々興味深い内容でした=͟͟͞͞⊂( ’ω’ )=͟͟͞͞⊃ ボボッ

    ハーレムタグ入れてる身としては物語に女の子いっぱいいたらタグ放り込んでますねw

    そこで毛嫌いしてる人からブラハされてるのも重々承知だったりします。

    しかし、物語が刺さってくれればいいなぁと思い書いてはいます。

    人の感情なんて人それぞれですし、とさまじふ氏の感情も当然ながら推奨します。逆の考え方もあれば、当然ながら性別での違いも関係してくるのでなんとも言えませんが、合わない作品ってあると思います。

    故に、作品のターゲット層がどこなのか?
    という事にも関係してきますね。

    現実でハーレム作ってたらゲスでしょうね(笑)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    おっしゃる通り、感情は人それぞれですね!

    私は逆(今回でいうなら男性側)の感覚が知りたくて、男性が書かれるハーレム小説を読ませていただきました。

    心に刺さるもの、考え方を変えるほどの感動をもらえるもの、最後まで絶対に読みたいと思えるものなどがたくさんあり、全否定したい作品は一つもありません。

    あくまでも今現在の、作中におけるハーレム箇所について感じる、私自身の個人的な受け止め方の話なんですよね。

    トロさんが今書いていらっしゃる「応援は力なり~」では、主人公のエルがミレーユ一筋なので、逆に『ハーレム』では無く感じますし、魅力的な女の子達と旅する物語と受け止めており、どこか絶対的な(?)安心感に包まれながら読めて、大変嬉しいです。

    そうですね、現実で作ったらアウトって話なんですよね。

    「現実でハーレム作れる人なんて滅多にいないんだから、小説の中でくらい夢見たっていいじゃん!」

    っていう気持ちも理解(?!)できるので、「読むだけでこ~んなに考えこんじゃう異性もいるんだよ~!!」ってくらいに思っていただけたら幸いです!