普段から、周囲に『ぼ~っとしている』と言われている、この物語の主人公のスマちゃん。それは、目つきのせいか? はたまた、おっとりした喋り方のせいなのか?
同意する友人たちに小さな反抗を繰り出している最中、機種変更したばかりの自分のスマホが見つからない。
ひとり慌てるスマちゃんに対して、友人たちは、落ちついてひとつの可能性を指し示すのです。
そこから拡がっていく、楽しい機能とか、ちょっとした疑問なんかの会話にさえも癒されるかもしれません。
そんなスマホに纏わる日常の一風景を切り取ったような物語。わたしは、楽しく読めましたけど……? 関西弁の相棒にも笑いましたし……?
皆さまだって、きっと……、既視感を感じちゃうかもしれませんよ〜。