第18呟 自分の作品を読み返すことってありますか?
推敲という意味での読み返しはするけども、昔に書いた作品を読み返すことはあまりない。
そんなことを先日やってみた。
うん、酷いな……。
自分の才能の無さにうんざりしてしまう。
だからこそ読み返しは好きじゃないのかもしれない。
とはいえ、最近の作品に近づくにつれて多少、本当に多少だけれども成長しているように感じる。
しかし、問題はそんなことではなくて、連載中の作品を1話目から読み返してみると、誤字脱字、設定間違いに気がついてしまった。
それどころか、登場人物のキャラクターがぶれているような気がしてきた。
連載当初は毎日のようにパソコンに向かっていたのだけど、最近は忙しさにかまけてペンを執るのは週に一度くらい。
そんなペースでは登場人物に入り込めないのだ。
才能があればそんな問題もないのかもしれないけども、ただでさえ人物描写に難のある自分にはこのスタイルは少々不味かったかもしれない。
けど、いまさら書き直せないんだよね。
もちろん、よりよい作品にするために書き直すことも必要かもしれないけど、書き直したからって最新話まで読んでくれてる読者が書き直した文章を再度読んでくれるかというと、まず無理じゃないかと思う。
新規の読者に対いてはそれでいいかもしれないし、そもそもやるならすべてを一気に書き換えないと意味がない。
忙しくて週一しかペンを取れないというのに、いったいどこでそんな時間を設ければいいのだろうか。
こんな言い訳ばかりしているからいい作品が仕上がらないんだろう。
結局のところ、いい作品を書く作者というのは妥協をしないのだと思う。
出来の良しあしに関わらず、自分なりの現在の最高の作品を仕上げる気概があればきっと成長するのだろう。
底辺作家のつぶやき 朝倉神社 @asakura-jinja
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