とても不思議な縁で繋がった二人の物語。幻想的で神秘的で、ミステリアスな雰囲気の漂う作品でした。ある意味、運命の人だったのに、なぜ。そしてそれは真実だったのか、幻だったのか。半身を失ったかのようなむなしさや悲しみを、読んだ後に感じました。美しく完成されている掌編でした。