プロット

主人公、休み時間にヒロインに呼びさ出される。

ヒロインの相談内容──、友達の席に鶏のもの思しき、切り落とされた鶏の足が置かれており、誰かに呪われているのではないかと怯えているというと。

もし、そうなら許せない。犯人を捜すのに力を貸して欲しい、というヒン。

気は進まないが協力することになった主人公

取り敢えず鶏の脚が本当に呪いのアイテムなのか確認するため、その手の知識が詳しい知り合い=オカルトマニアを尋ねることに

しかし、教室に行ってもオカルトマニアの姿は見当たらず、そのクラスメイトから体育館の授業の後、見かけないという情報を得る。

主人公達、体育館へ。

主人公達、備品室に閉じ込められたオカルトマニアを救出

誰かにいじめられたのか? という主人公達の質問を誤魔化すオカルトマニア。

しかし、ヒロインが鶏の脚を見せるとオカルトマニアは顔色を変えてその場を去ってしまう。

ヒロイン、オカルトマニアのあからさまな態度に彼こそ、呪いの犯人では、と疑う。

しかし、なぜ、ラスの女子に? 何かの実験か? と憶測が飛び交う。

とにかく、オカルトマニアを置いかかけ、真相を問い質そうということに。

オカルトマニアの姿を追って校内を探す主人公達。

と、二人に声をかけてきたのは──、タチが悪いことで有名な不良生徒。

不良生徒もオカルトマニアを探していた。彼も鶏の脚騒動を聞いており、彼が犯人だと疑っている様子。

なぜ、不良がオカルトマニアを気にするのか?→いじめの仕返しを気にしてるからだろ、と言い当てる主人公。

険悪なムードになる主人公と不良だが、不良の仲間から連絡。オカルトマニアを発見したらしい。

その場を去る不良。主人公達もその後を追う。

学校の苦情で対峙する不良とオカルトマニア。

呪いなどつまんないことしやがって、という不良をその割には必死じゃないかとオカルトマニアが煽る。

摑みかかる不良、しかし、オカルトマニアは綺麗な一本背負いでそれを倒す

唖然とする主人公達。

場所を変え、真相を話すオカルトマニア

中学から自分をいびってきたいじめっ子に再開し、最近、ちょくちょく手を出されていた。最近、身につけていた柔道で懲らしめてやろうとしていたが、不安だったので勝負事に効くお守りを持参したがうっかり落としてしまった、という。

つまり、鶏の脚は呪いのアイテムではなく、お守りだったということ。

ヒロインは誤解を詫び、オカルトマニアも面倒くさいことをして悪かったと詫びる。

人騒がせな奴らだな、と呆れる主人公。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

学園ミステリー「呪いの鶏足」 和田 賢一 @wadaken

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ