ウイルス災害で人に会うことができず孤独と戦っていた作家がある日、文書ロイドを購入する。 作家と文書ロイドのすてきな「新しい生活様式」が始まると思いきや―― SF的な設定なのにご近所で起きたことみたいに描かれており、さらりと近未来の世界に連れていってくれます。
作家の孤独を癒し、活動を続けさせる目的で開発された文書ロイド。果たしてそれは、作家たちに何をもたらすのか・・・。
ショートショートとして1話を楽しませ成立させながら本編が気になる展開そして感情を執筆に乗せるのが上手いので同じ創作者として思わず笑ってしまった
最後まで読んで、あなたは文書ロイドが欲しいと思うだろうか。欲しくないというのはあなたにとって正しいが、欲しいというのも良いだろう。あなただけの素晴らしい読者兼同士になってくれるのだから。