編集済
何ということでしょう。まさかノワールが死んでしまうとは……。湊の試薬を使えばあるいは、と期待していたのですが、やはり負の連鎖は止められないのですね……。彼が息絶えるシーンでは自分も目頭が熱くなってしまいました。
湊もペリドットも、一番大切な人を護れなかった無念は想像を絶するものがありますね。ごく普通の子ども時代を送れず、ささやかな望みさえも叶えてもらえなかった彼らの不遇さに胸が痛みます。
でもその不条理に屈せず、とことん抗って立ち向かおうとする姿にまた勇気づけられます。ペリドットが仲間に加わり、戦う覚悟を決めた彼らなら、必ず腐敗した世界を浄化してくれると信じています。
終盤の平和な田舎風景が、彼らの日常となってくれることを切に願います。
作者からの返信
瑞樹さん、こんばんは。
お読みいただき、ありがとうございます。
先程、ランキングでお名前を拝見しましたよ‼︎ 応援です‼︎
彼等に心を寄せてくださって、ありがとうございます。湊とペリドットにとって、ノワールは特別な存在でしたね……。
けれど、ノワールの出番はまだ終わっておりません★
作者は、この先の二章を書く為に本作を作り上げました!
善悪の境界線が曖昧になった近未来の日本。荒廃した闇の底でも、明るい未来を信じて抗っていく人々。
彼等がどんな花を咲かせるのか、見届けてくださると嬉しいです。
負の連鎖、まさにそうですね。
そして、因果は巡るものです。復讐というものをテーマに、作者なりに読んでくださる方へ沢山のエールを込めました。
彼らを見ていると、人の弱さも強さも想像力から来ているのかな、なんて思えてきます。こうして彼らが前を向けるのも、誰かを食い物にする人達がいるのも。
作者からの返信
すばこさま、こんばんは。
コメントありがとうございます。
彼等は、言語化できない感情や価値観で殴り合っている感じですね。それでも時々寄り添ったり、励ましたりするのは、偏に想像力なのかもしれません。
御作やコメントの数々を拝見し、いつもすばこさまの感性や想像力の深さに感服致します。それを文章という形で表現され、私が拝読できるのはとても幸運なことですね。
そして、こうしてご感想をいただけるのもまた、作者として得難い幸福の一つでございます✨
今回のシリーズは更に読者をボコボコにする流れでしたね。僕もボコボコですw
死んだとばかり思っていたノワールが再登場した時は、驚きました。そして、そこからの死。湊がこれからどうするのか、目が離せなくなりました。
作者からの返信
小濱さま、おはようございます!
前回の感想から相違が生まれていたことに気付けず、申し訳ないです!笑
こんなドシリアスで、まさか笑ってしまうと思いませんでした…流石!!
この薬は、人を死に至らしめるものではなく、脳を破壊するものなのです。ノワールは進行が早かったのですが、湊が現れたから一度退いてくれたのですね。
さて、彼等はどうするでしょう?
これだけされて、黙ってる奴等ではないでしょう。では、復讐?
一応、次章で振り返りが入っているのですが、不明点があったらお聞きくださいませ✨
私の描いた絵が、小濱さまの目に映像として浮かび上がったら大成功だと思っております⭐️
残り二章、どうぞ宜しくお願い致します🙇♀️
生きて目の前の現実を変えろ。立花の言葉が、今生きる私達にも突き刺さりますね。日常の温かい時間を守るために。
作者からの返信
こんにちは、美央さま。
命の大切さというものは、平時では中々意識出来ないことですね。本編でも書きましたが、命より大切なものがある人には伝えることはもっと難しいかも知れません。
ですが、それでも命が大切だと言って欲しい。どんな状況下であっても。
故に、湊は願い続けているし、立花もそう言います。
このお話はもちろんフィクションですが、其処に意味を見出せるのは、生きている人間だと思います。
この物語に闇を見るのか、光を見付けるのか。きっとそれも読者の方に委ねられていると思います。
作者として願わくば、この物語が美央さまの心に一筋の光を差し込ませることが出来ますように。
まさかノワールが死んでしまうとは…。ドッグタグのところは、つい泣きそうになりました。
そして「切り札」は翔太でもあったんですね。
最後に翔太の父親の話が出てきましたが、不器用なところは父親ゆずりかもしれませんね。
作者からの返信
篠崎さん、こんにちは。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
彼等に気持ちを寄せてくださり、感謝致します。ドッグタグ、ペリドットはどんな気持ちでそれを見付けて、湊はどんな気持ちで受け取ったのでしょうね……。
この世で起こり得る理不尽、不条理。
私は時々、フィクションのヒーローみたいな存在がパンチ一発で解決してくれたら良いのになと思います。
けれど、現実はそう簡単にはいきませんね。彼等の手に残った切り札は、一体どういう意味があるのでしょうね。
翔太は、本作のテーマの一つである【記憶】を担っております★
全部失くして、一つずつ拾い集めて、目を逸らしたり見詰めたりしながら、やっとスタートラインです!
残り二章。
本作に咲いた花々が、篠崎さんの目に浮かび上がったら、作者として大成功でございます!
どうぞ宜しくお願い致します。