今回のシリーズは、立花とペリドットの対決が熱かったですね。それにしても、ゲルニカのいかれ具合は凄かったです。
殺し屋の方がよっぽどまともに見えてくるぐらいでしたから。
気になるのは、ミナちゃんが奪われたであろう情報の行方ですね。
次の章の展開にも期待です★
作者からの返信
小濱さま、こんばんは。
立花とペリドットは、真逆ですね。正論と感情論、システムと個人、立場と矜恃。対称的な立ち位置にいますね。
ゲルニカは、同情の余地が無いような悪人を目指しました!
いかれているという評価、ありがとうございます。笑
ミナは重要な情報をパソコンに入れたり、他人に預けたりするタイプではなさそうです。どんなキャラクターなのかが、今後展開されて行きます♫
やっとここまで来れました。
最初に見たのが「エンジェルリード」だったので、ここでようやくその成り立ちに到達できた形です。
ミナの理詰めとノワールの芸術が、対照的です。どちらも人間臭くて好きですが
情報伝達の効率性ではなく、芸術とは徒労の極地だと。
いい言葉だと思います。
立ち止まることで守れるものは無いかもしれないけど、いつか立ち止まる為の意味を見つけることもまた大事ということですかね。
ミナがエンジェルリードを立ち上げた理由もそんな感じなのかな。思考の速さと行動力が迅速過ぎて、まわりがついていけない気もしますが(笑)
これは、今の世の中多かれ少なかれ誰にでも言えることの気がしますね。
作者からの返信
こんばんは、ご感想をありがとうございます。
かなり核心を突いたお言葉だったので、自分で書いたのかと空目する程でした。笑
そうなのです。実は、どのキャラクターも人間臭いのです…。
夢蜻蛉さまの感性と思慮深さを、心より尊敬致します。
ノワールの言葉には【非効率的な徒労の極地には、真の強さが宿る】という全ての創作者へのメッセージを込めていたりします。夢蜻蛉さまの今後の創作活動を応援しております。
ノワールはロマンチストですね。
ノワールに出会う前のミナには、世界がどのように見えていたでしょう。明かされるのは、殆ど終盤ですね。
【エンジェル・リード】は本編の盛大なネタバレをしたスピンオフなので、此方から読んでいただけて作者として本当に有難いです。
次章、翔太の謎がまた一つ進展します。どうぞ宜しくお願い致します。
この回も、たくさんの素晴らしい描写箇所に出会えました。はじめはピックアップしようと思っていたら、ここも良き、あちらも良き!で、もう全文載せてしまいそう😀。そして、エピソードに込められた、数々の想い。胸に迫ります✨✨。
よく言われる言葉なのですが、「止まない雨も、明けない夜も無い」って、私も好きなフレーズです。状況が大変な時、よく、そう言って自分を励ましていました(笑)。「俺たちは、夜明けを知っている。」カッコいいです!
作者からの返信
いつも読んでいただき、ありがとうございます!
感想をいただけることがこんなにも嬉しく、励みになることを森山さまから教えていただきました♫
この章は、ノワールの為にミナが尽くした最善の話ですね。登場人物たちの想いに心を寄せていただけて、本当に幸せです✨
ミナは、逆境から立ち上がっていくキャラクターですね。かなりプライドが高そうですが…笑
編集済
いつも以上に色々と考えさせられる話でした。
私刑を正当化する堕ちた社会の姿が暗鬱で、でもだからこそ、それに屈せずに自分の信念を貫こうとする登場人物の生き様が光り輝いて見えます。
一つ一つの描写にずっしりとしたメッセージが込められていて、力強く心を揺さぶってきます。要所要所に世相を反映している描写もあって、フィクションでありながらもどこかにリアルさを感じさせます。
ミナもペリドットも、それぞれの正義を実現しようとしているだけなのだと思います。
でも、違う立場から見ればそれはエゴイズムでしかない。本人もそれを承知した上で、なおも信念を貫こうとする。どちらの立場も理解できるからこそ、その言葉一つ一つが印象深く、心に訴えかけるものになっているのだと思います。
青い瞳の謎の運転手も登場し、錯綜する人間模様から目が離せません。
今後はもう少しペースを上げて読んでいきたいです!
作者からの返信
瑞樹さま、こんばんは!
お変わりなくお元気でしたでしょうか?
私刑を肯定しては、法治国家は崩壊してしまいますね。でも、その司法が裁いてくれなかったら、どうでしょう?
もしかしたら、この社会の人々は無関心でいることでしか、自分の生活を守れないのかも知れません…。
作者としては、この物語に明確な善悪を定義しておりません。故に、読んでいただいた方のご感想から学ぶことが多いです。
ミナもペリドットも、自身を正義とは思っていませんね。登場人物達は、いつも価値観の殴り合いをしています。
今章は登場人物達の交錯点でした。
青い瞳の男は、何者で、何を目的としているのでしょうね?
どうぞ宜しくお願い致します!