第9話


「よし、まずは作戦決めた。おい盗賊何かいい案はあるか?」


「檻を壊して脱出が1番手っ取り早いのではないでしょうか?」


「そんなことしたらすぐに追っ手が来るだろ?」


「そういえばお前煙になってこっから出れたりしないのか?」


「やろうと思えばできますが、出てどうするんですか?」


「決まってるだろ。鍵を盗むんだよ」


「なるほど!」


俺はさっそく盗賊に鍵のありかを探してもらった。時間は少ししかないし、ここは寒い俺は震えながら、盗賊が戻ってくるのを待った。


しばらくすると盗賊が帰ってきた


「団長鍵のありか分かりました」



「ほんとうか!それで鍵はどこにあるんだ?」


「看守室にありました」


「わかった。何があるかわからないから、今日の夜に脱出するだから鍵を持ってきてくれ」


「あの…私は影なので影用の物体しか触れなくてなので鍵が持てません」


「え?!」


まさかこんなデメリット付きとは思ってなかった。だが仕方ない切り替えて次の作戦を考えるしかないか


「仕方ない次の作戦を考えるか…とその前にお前はどういった能力があるんだ?」


「私は普通の能力しか持ってません。例えばテレポートとか…」


「テレポート?!詳しく教えてくれ」


「はい!即座に移動したり、私と団長の位置を入れ替えたり、するものです」


「それだ!」


俺は盗賊に色々と指示をした、鍵の位置まで盗賊がいき、ついたらテレポートをして盗賊と俺の位置を入れ替える、そして俺がカギを持ったらまたテレポートをして鍵を開ける完璧な作戦だ


そうと決まればさっそく実行する


「頼むぞ!盗賊」

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間違えて謎のスキルを手にし転生したのだが 未知のスキルを使いこなせるのか… @SOKORA

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